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LBS研究スタジオ
内田 実
内田 実
(NPO)e-コミュニケーション・コンソーシアム
理事

コンテンツページ(http://lbs-study-studio.mydns.jp)

Learning Based Societyの定義

AIの台頭など、社会は急速に変化していきます。対応するには常に学習を続けていくことが必要です。既存の知識を覚えているだけでは対応できません。

全員が一生涯、学習を継続することで、発展する社会のことを「学習基盤社会:Learning Based Society」と名付けました。
この社会では、ニーズに基づき各自が自分で学習の目的を定め、自分で学習方法を開発して学習し、その結果を自分で評価します。
結果をもとに再度ニーズや問題をより深く分析し、学習目標設定へと回転していきます。

具体的な能力

  • 自分の成長という観点から自分の問題、ニーズを知ることができる
  • 自分の成長が組織の発展にどのように寄与することができるか考え、自分の成長と組織の発展を統合して進めることができる
  • 組織の発展が社会の繁栄にどのように寄与することができるか考え、組織の成長と社会の繁栄を統合して進めることができる
  • 上記を実現するために、インストラクショナルデザイン手法を活用して、「自分や組織、社会のニーズ分析」、自分の「学習の設計」「学習方法の開発、選択」「学習の実施」「学習結果の評価」ができる

学習力、LBS普及説明ファイル

学習力トレーニング普及(大学用):http://www.ne.jp/asahi/lbs/studio/data/learning_u.pdf
学習力トレーニング普及(企業用):http://www.ne.jp/asahi/lbs/studio/data/learning_c.pdf
学習力トレーニング普及(初等中等教育用):http://www.ne.jp/asahi/lbs/studio/data/learning_e.pdf
成人学習理論(Andragogy)と学習力:http://www.ne.jp/asahi/lbs/studio/data/andragogy.pdf

(分析ファイル例)マズローの欲求の5階層分析を自分や周りの人に対して実施してみよう:http://www.ne.jp/asahi/lbs/studio/data/03.xls
他の分析ファイルも必要な人はメール下さい(lbsstudio@support.email.ne.jp)


理念

Learning Based Society「学習基盤社会」とKnowledge Based Society「知識基盤社会」

平成17年の中央教育審議会答申では、「知識基盤社会」とは,「新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増す社会」であると定義している。

知識は活用して初めて役立つものであり、単に知識を蓄積したり、作り出したりしただけでは何の役に立たない。新しい知識を作りだしたり(研究)、知識をため込んだり(知識を記憶したり、アーカイブス化したり)することは重要である。その意味で「知識基盤社会」という言葉は適切であると思う。

しかし、そのような知識を現実の問題やニーズにどのように活用していくのかについては「知識基盤社会」という言葉では対応できないのではないかと考える。

狭義の学習とは「知識獲得、技術習得、態度修得」することである。また、その学習の結果として行動変容を起こすまでふくまれる。しかし、ここでの「学習」の定義は、「学習とは現在の問題やニーズを発掘して分析し、対応方法を設計して、実施してみて、その結果を評価すること」である。単なる知識の獲得、蓄積では社会は変容しない。
Learning Based Society concept
Learning Based Society コンセプト

試験にさえ合格すれば良いということならば、知識獲得だけで良いと言えるかもしれない。 しかし、その知識を活用して自分や社会を成長させることが目的でなければいけないと考える。そのためには、何のために自分が学習するのか、学習しているのかを明確に答えられることが必要である。何のために学習しているかなど考えたこともない、それよりもひとつでも覚えろというやり方は、現在の社会には合致しない。自分が何になりたいのか、社会はどのように発展していくべきなのかを考え、その成長に必要なニーズや問題点を考えて、各自が自分で学習目的を明確に決定することが必要である。

目的が決定すれば、その目的を果たすにはどのような知識や技能、態度を学習し、自分の行動を変容させていけばよいか自分で決定できる。
獲得した能力を活用してニーズを満たすために行動し、その効果として結果が現れる。その結果を評価し、再度、より深くニーズ、課題を分析して新たな学習目的を決定していくことが必要である。
自分の成長方向、社会の発展に貢献できるように学習は実施していくべきである。

現在の社会の変革のスピードは激しく、単なる知識としての問題への対応方法を知っているだけでは役に立たない。ダイナミックにアクティブに問題を捉えて、すばやく的確に対応して評価することが必要である。

このような活動は「学習」そのものであり、個人個人も含む社会全体がこのような活動「学習」を実施できれば、社会は発展すると考える。 このような社会をLearning Based Society「学習基盤社会」と名付けた。
ミッション
  • Learning Based Society「学習基盤社会」の考え方を広める
  • インストラクショナルデザインの普及を通して「学習基盤社会」Learning Based Societyを実現する
  • 効果的な学習の仕方(自分のニーズを発掘することから効果的効率的魅力的な学習方法の設計など)を子供から大人まで、会社から様々な組織などに、普及する

必要とするインストラクショナルデザイナ階層

インストラクショナルデザイナの5階層
  • 社会を繁栄させる人・組織の養成者 :社会全体を俯瞰し、必要な人員や組織を育成して社会や組織を繁栄させることができる。人事部の長や教育委員会委員、文部科学省や学校のトップレベルにはこのような人が必要
  • 満足学習インストラクショナルデザイナ :学習者が自分が新しい能力を得られたこと、学習が効果的、効率的であったことなどから学習に満足する学習を開発することができる。インストラクショナルデザインプロジェクトチームリーダは最低このレベルでなければならない
  • 効率的学習インストラクショナルデザイナ :効率的に実施できるような学習を提供できる開発者。インストラクショナルデザインプロジェクトの一般人員には最低このレベルが求められる
  • 効果的学習インストラクショナルデザイナ:学習効果が高い学習を開発できる人。単に暗記させても直ぐに忘れる。本当に必要とされることを修得でき、活用できて、他に転移して利用できて初めて効果があったと言える。インストラクショナルデザイナ初心者はインストラクショナルデザインプロジェクトチームの分析等の作業者として参加し経験を積む
  • インストラクショナルデザイン手法を知っているだけ:手法を正しく詳しく説明できても、良い学習を開発できるとは限らない。このレベルの人が開発するとインストラクショナルデザインとは似て非なる作業となり、効果、効率が悪く魅力の無いものになってしまう。(IDで開発した教育はつまらない、効果も薄いなどという例はこの場合が多い) このレベルで単独でインストラクショナルデザインを実施することは避けること。どうしても実施する場合は支援を必ず受けること
このような階層のインストラクショナルデザインが居れば、日本は発展、繁栄が可能である。

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注記:ここで「開発」といっているのは「ADDIE」サイクル全てを含む

具体的な実施項目

  • Learning Based Society「学習基盤社会」、インストラクショナルデザイン等についてのセミナー実施

  •   (例1.高校生や大学生に対する自分の学習ニーズの分析から学習目標を見つけるようなセミナー)
      (例2.教職員に対するインストラクショナルデザインセミナー)
      (例3.企業等に対するインストラクショナルデザインセミナー)
  • 上記のワークショップの実施
  • インストラクショナルデザインについてのコンサルティング実施
  •   (例.新しい業務、新しいシステムに対応する人員の養成計画の立案から実施評価まで支援)
  • 学習を支える手法としてのeラーニングコンテンツ開発支援

  •   (例.インストラクショナルデザインに基づき効果的効率的魅力的なコンテンツを開発する)
  • eラーニングの運営方法の指導
  • その他関連項目
  • 個別のニーズにもご相談に応じます

1.神奈川県生涯学習情報センター 内田の講座

キャリアデザイン講座
インストラクショナルデザイン講座
コミュニケーション講座
朗読・ナレーション講座
コンテンツ制作ワークショップ

2.横須賀学び情報 内田講座(県の講座と同じ内容です)


キャリアデザイン講座    (ポスター表示)
インストラクショナルデザイン講座    (ポスター表示)
コミュニケーション講座
朗読・ナレーション講座    (ポスター表示)
コンテンツ制作ワークショップ    (ポスター表示)

「我子を分析して就活の助言が可能になる講座」を開催
    実施日:3/9,3/16,3/23
    場所:「横須賀市生涯学習センター(まなびかん)5Fミーティングルーム(詳細は   ポスター  参照)

横須賀市まなび情報を表示するには 下記URLで「内田 実」と入力して検索してください。
http://www.mmjp.or.jp/shogaigakushu/sub_new/13_kensaku/searchTeachers.html

著書等
(本の写真をクリック)
学習力トレーニング これからの社会、学習力がない人は生き残れない
確実に、素早く、しかも楽しく学習できる自分にあった学習方法を確立する能力!!
米田出版発行、産業図書発売

パンフレット

実践インストラクショナルデザイン インストラクショナルデザインの実践事例データを紹介。東京電機大学出版局

eラーニングからブレンディッドラーニングへ 宮地功編著であり、内田は7章のインストラクショナルデザインを執筆。共立出版

ID-Introduction インストラクショナルデザインのハンドブックです。翻訳まとめを実施しております。


録音スタジオ設備 LBS研究スタジオ内の録音設備に関する記事です。(なお、記事では自宅となっておりますが、ここは研究室であり、住んではおりません)
コンテンツ コンテンツへリンク(http://lbs-study-studio.mydns.jp)
インストラクショナルデザイン等のコンテンツを載せたLBS研究スタジオ内サーバを立ち上げました。なお、サーバは小さく、回線も細いので同時アクセスがあると遅くなったり止まったりすることがあります。

その他 amazon著者ページ(内田)


問い合わせ・連絡

〒239-0831神奈川県横須賀市久里浜2-16-8-411 藤和久里浜コープ411号室
電話:046-830-3166
lbsstudio@support.email.ne.jp
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