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□北海道ドライブ1

 2004年8月上旬,念願だった北海道ドライブを敢行してきました。もちろん飛行機で降りたってレンタカーというのでは面白くありません。昨年3月の出張時に雪道ドライブを経験済みです。今回はアストラカブリオをフェリーで持ち込んで,夏道をオープンで走り抜けたかったのです。しかも,単独ではなく家族道連れです。

 交代ドライバーも頼む相方の夏休みがなんと連続4日間しかとれません。これは困りました。あの広い北海道をどうやってまわれと言うのでしょう。北は稚内,宗谷岬,東は釧路,当然のごとく単身赴任中の父親が住む函館を外すわけにはいきません。泣く泣く,旭川・富良野近辺をドライブして函館に抜けるルートに決定しました。

 夏場の北海道行きのフェリーは混雑するのは知られていることです。東京からアクセスするには最も近い大洗港から苫小牧港まで片道19時間前後かかる東日本フェリーは,夏休み中を通じて満席が続きます。空席状況を確認しながら適当な路線を探します。すると青森八戸港から室蘭港への東日本フェリーは乗用車枠が空いているため,これを使って北海道に上陸することにしました。復路は同じ路線ではつまらないし,函館経由のため函館港から青森港への路線に決めました。

 決定したルートは次のようなものです。
(1日目夜)自宅→外環大泉IC→東北道川口料金所→(東北道)→(八戸道)→八戸IC→青森八戸港
(2日目) 東日本フェリー(八戸0530−室蘭1330)所要8時間
  室蘭港→室蘭IC→(道央道)→旭川鷹栖IC→美瑛白金・ホテルパークヒルズ
(3日目) 美瑛町→中富良野・ファーム富田→滝川IC→(道央道)→国縫IC→(国道5号線)→函館
(4日目夜) 東日本フェリー(函館2010−青森2400)所要3時間50分
(5日目早朝) 青森港→青森IC→(東北道)→東北道川口料金所→外環和光北IC→自宅

 4日間しか休みが無いのに何で5日目?というのは,さすがに全日を旅行に充ててしまうと相方の休息をとれるヒマが無くなってしまうので,初日は勤務終了後の夜に出発したのです。5日目は夏休み最終日なので,午前中に帰宅すれば一日中爆睡可能という判断でした。事実,一家揃って爆睡モードでした。

 フェリーは予約が必要です。かつて前車BMWのときにバッテリーあがりを起こしてお世話になっているJAFの会員証,これが東日本フェリーで運賃割り引きに効果を発揮してくれます。今年の年会費分はモトをとった計算です。大人に同伴の未就学児は無償のはずですが,子どもが騒いだりしたときの保険で一等船室を貸し切ることにしました。東日本フェリーの運賃計算も不足人数は大人運賃×75%ということで,小児運賃を払った方が良かったのです。八戸−室蘭はトラック輸送専門で旅客は添え物という情報も得ていたので,プライバシーを保てる一等船室は必要でした。

01便0530八戸−室蘭(べにりあ)
 車両5m:\18800
 DR差額:\3580
 旅客:\14340
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 合計:\36720
(一等貸切ドライバー1、大人1、小人2)JAF割引

26便2010函館−青森(ばにあ)
 車両5m:\16400
 DR差額:\1670
 旅客:\6700
 -----------
 合計:\24770
(一等貸切ドライバー1、大人1、小人2)JAF割引

 子どもらにはお船に乗れるよと言い含めて出発です。旅客船に乗るのは初体験のため,何日も前から「あと何回寝たらお船なの?」と楽しみにしていました。

(続く)


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