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□アストラカブリオ6

 納車直後のインプレッションから早4ヶ月が過ぎようとしています。とても満足しています。その後の経過をいくつかご紹介します。

 ETCの装着は正解でした。単に高額ハイウェイカード並の割引を受けられるというメリットだけではなく,時間短縮効果があります。朝のラッシュ時に首都高速を使おうとすると,4号新宿線上り永福料金所ではETC専用レーンを通過できれば5分以上の短縮になります。ただ,熱線反射ガラスがフロントウインドウに使用されているため,アストラカブリオのETCは相対的な感度が低いようです。30km/h以上での通過は怖いものがあります。JH管轄の東京外環,第三京浜,横浜新道そして東名高速ではもう少し反応が良いとも思います。週末の東名上り東京料金所の渋滞は恒常的なものですが,一番右側に2つもETC専用レーンがあるため,一気に数百台をごぼう抜きにする快感も得られます。一方で,レーン通過後の速度差が大きいために,一般レーンから出てきた他車との間隔に細心の注意が必要です。

スイッチ移設 ナビは,PanasonicのHDX730Dを装着しました。前車にはPanasonicのポータブルCDナビをつけていましたが,DVDを飛び越えてハードディスクナビです。最初はHDX300Dというオンダッシュタイプ(モニターにスタンドが付く)のハードディスクナビを選ぼうかと思っていたのですが,インダッシュタイプ(センターコンソールに内蔵する)のHDX730Dが出たので,こちらにしました。ハードディスクナビのメリットは,検索の速さとデータ量の大きさにあると思っています。おまけ機能として,MP3の再生もできてオーディオとピンケーブルで接続しています。

 ナビをつけるためには,その位置に納まっているオーディオNakamichi MD-45zを移設する必要があります。同じ形のセンターコンソールを持っているアストラクーペはエアコンパネルの下にCDチェンジャーが入っていて,これをグローブボックス内に移設すれば順送りができます。しかし,アストラカブリオは小物入れと窓全開閉スイッチと幌開閉スイッチがついています。このスイッチ移設が必要になりました。具体的には,シートヒータースイッチの間に幌開閉スイッチを,ATセレクタ左に窓全開閉スイッチを移して,後は順送りに設置しました。(写真参照)

 輸入車には故障が付きもののように言われたりしていますが,特に初期不良というような現象には出会っていません。設定の確認をしたら,リモコンキーで外部から幌の開閉ができなかったので変更してもらったくらいです。エンジンのかかっていないときに幌の開閉を行うとバッテリーに負担がかかるのですが,外部から幌の開閉を行えるとかっこいいのです。自己満足以外の何ものでもありませんが。

 ところで走行距離は月間1500kmペースで増えています。つまり6千kmに達しています。かなりハイペースではありますが,実用車として乗っていますし,通勤すると往復で100kmくらいはいきますので,こんなものでしょう。走行距離がのびなかったとしても残念ながらOpel車の市場評価は低いので,乗らなきゃ損とも考えています。

 それほどオープンにして走る機会があるのかと思われるでしょうが,幌を開けられる機会があれば積極的にオープンにしています。もちろん雨が降っていたり,かんかん照りの天気では無理です。特に天気が良すぎると熱射病になってしまいますので,夏場などは夕方の陽が傾いてからが気持ちよく走れます。冬場であっても強力なシートヒーターが備わっていますので,一人乗りのときにはオープンで過ごそうかと考えています。

 カラーオーダーという特注で外装ファーングリーン,内装ベージュ,幌ブラックという仕様にしましたが,Opelに問い合わせてみて驚くべき事実が明らかになりました。日本で一台しかない仕様だということです。カラーオーダーは昨年末のみのキャンペーンでしたし,アストラカブリオ自体も2002年2月〜2003年7月で約400台しか登録されていない希少車です。外装ファーングリーンはもう一台あるようですが,内外装のコンビネーションは唯一とのことでした。まあこれがプレミア価値を生みそうもありませんけれども,自己満足としては極致です。

(つづく)


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