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Linux install to ThinkPad

○インストールメディアの入手

修理から帰ってきたThinkPadに気を取り直して,インストール作業を続行することにする.実は修理に出す前からVine Linuxのインストールメディアを用意していた.Linuxというのはご存知の通り,フリーでオープンソースなOSということで有名である.フリーというのは使用権料を払わなくて良いという意味で,オープンソースとはプログラムのソースコードと呼ばれるものが公開されているという意味である.もちろん,配布のために費用がかかれば請求しても良いことになっているし,別のソフトウェアなどとバンドルして販売しても構わない.そういう意味での商用パッケージというものが,Vine Linuxにも存在している.

Vine Linuxの商用パッケージにはCRという名称が最後に付けられており,自由にダウンロードして使うFTP版とは区別されている.Vine Linux1.1CRの頃は技術評論社が販売元となっていたが,Vine Linux 2.0CR及び2.1CRからはRedHat日本になっている.技術評論社でのサポートが大変になったことと,RedHat日本語版の開発にVineの開発チームが貢献するようになったことがその理由のようである.FTP版と異なる点は,商用フォントが組み込まれていたり,いくつか商用のソフトウェアがバンドルされているところである.

そこでインストールメディアの入手という本題であるが,単にVine Linuxというものが欲しいので有れば,FTPサーバからダウンロードして使うのが良いだろう.しかし,そこには最低限ISDNライン常時接続以上の接続環境があることという条件がつく.なぜなら,616MBという容量をダウンロードしなければならず,ISDNでフレッツISDNを使っていても2日近く費やすからである.できればブロードバンドな環境が望ましい.そういう環境に無い人は,おとなしくぷらっとホームなどで商用パッケージを購入することをお勧めする.

なお,RINGサーバにあるVineのディレクトリ (ftp://ring.gr.jp/pub/linux/Vine/)以下から基本的にはダウンロードするのが最も負荷を軽減する方法である.CD-Rを持っている人は,ISOイメージ (ftp://ring.gr.jp/pub/linux/Vine/Vine-2.1/CDIMAGES/Vine21-i386.iso)をダウンロードすると良い.逆に,何故かWindowsのハードディスクのパーティションにおいたインストールファイルからのインストールには失敗ばかりで成功しなかった.そういう人も商用パッケージ又はISOイメージから作成したCD-Rディスクを入手されることをお勧めする.

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