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Linux install to ThinkPad

○インストールの準備

最初に選択するのは,i1124からWindowsを削除してLinuxをクリーンインストールするのか,共存させるのかである.過去のデータ資産もあるし,印刷環境を用意できない(所有しているプリンタがWindows依存である)ために共存を選択した.ここで共存と言うのは,起動時にOSを選択できるようにすることである.

次に選択するのはハードディスクにどのようにしてパーティションを作るかである.区画わけをしてやらなければWindowsとLinuxを共存させることはできない.まっさらにして,パーティションを切り直すというのが理想的なのだが,Wndowsを使い込んでいる場合には難しい相談だったりする.

Windowsで12GBをフルに使っている状態から,スキャンディスクをかけてエラーチェックを行い,デフラグをかけてディスクの前方に使用領域を詰めてやる.ディスク後方に空き領域を確保してパーティションを切れるようにする.デフラグをかけるときのTipとしては,Windowsの起動時にF8キーを押してSafeモードで立ち上げて,なるべく使用中で移動できないシステムファイルを少なくする.Windowsで使っているパーティションをさらに切り直すツールにはFIPSというフリーソフトウェアがあるので,入手する.インタフェースはコマンドラインであるし,当然のことながら,At your own riskである.まあユーザデータくらいをバックアップしておけば,復旧できないことはないので.

起動時にOSを選択するためにはブートマネージャと呼ばれる類のソフトウェアが必要である.私は以前から知っていて,使ったこともあるMulti Boot Manager(MBM)という日本人作者のフリーソフトウェアを使った.商用のシステムコマンダー等もあるので,何かと心配したくない人は安心料を払っておくのも良いだろう.商用ソフトだとパーティション切り直しもGUIから行うことができる.

なお,FIPSやMBMといったフリーソフトウェアはVector Software Pack (http://www.vector.co.jp/)などから入手すると良いが,階層を辿るのがイヤならinfoseek (http://www.infoseek.co.jp/)のオンラインソフト検索を使えば見つけだすことができる.

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