はじめに

IBM ThinkPadには，ビジネス向けのモデルとホームユーザ向けのiシリーズが存在する．一部のモデルはビジネスモデルと似たパッケージングがされている．外見上の違いとしては，iシリーズのボディはグレーであり，ThinkPad伝統の黒い弁当箱スタイルから変化している．

私が所有するThinkPad iシリーズ1124はB5サイズサブノートとしてThinkPad240とコンパチの関係にある．特に53JというモデルはIntel Celeron450MHzを搭載し，12GB-HDDのモデルであり，ThinkPad240Xに相当する．RAMは標準では64MBであるが，128MBを増設して合計192MBとなっている．ThinkPad365X，235とThinkPadを使い続けてきた身としては黒い弁当箱に拘りはあったものの，コストパフォーマンスの点で購入当時選択できたモデルはi1124-53Jであった．

Linuxのインストールに関係する情報としては，i1124-53Jに240Xの情報が共通して利用できるということを指摘しておく．但し，i1124-53Jを含めて240Xは初期のモデルと異なるビデオカードば採用されている．初期のモデルはNeoMagicであったのに対して，SMIが採用されている．この点はX Window Systemの設定において重要なポイントとなる．

http://www.ibm.co.jp/pc/thinkpad/tpi11205/tpi11205a.html

なお，ノートパソコンにLinuxをインストールしようとする人に強い味方となるWebページがある．My Walking Linux (http://www.st.rim.or.jp/~adats/WL/)