大盛況でした おかやま学校給食フェア(2000.1.23、岡山ふれあいセンター)


 おかやま学校給食フェア実行委員会が1月23日に岡山ふれあいセンターで開いた「おかやま学校給食フェア」には、雨の中を多くの市民が集まり、集会でも活発な意見が出され、試食や展示も好評で、大盛況でした。
 会場にはマスコミの取材も多く、試食の様子や集会の様子、展示を見る市民の姿をビデオで撮影、色々な人がインタビューにも答えていました。参加者中には市議会議員さんの姿もあり、試食もしてくださいました。


民間委託やPTA委託への疑問や反対の声が出された集会
 10時から始まった集会には予想を上回る参加者で、イスを足して座っていただくほど。マスコミの取材人も駆けつけ、会場のホールは学校給食を守ろう、充実させようとの熱気に包まれました。
 集会では岡山市学校給食運営審議会委員を勤めている岡山市職員労働組合の花田雅行副委員長が、運営審議会の審議の経過や中間報告の内容を報告し、コスト中心の内容を批判。改善充実の大切さを訴えました。これに応えて、会場からは子どもを学校に通わせている母親や父親の発言も相次ぎました。いずれも民間委託やPTA委託の不安を訴え、子ども達のためにコストをかけて欲しい、今以上に改善させることが大切だとの内容でした。中には市内の中学校や小学校のPTA会長さんの発言もあり、PTA委託や民間委託にはっきりと反対を表明し、PTA連合会の中でも意見がまちまちで、とても合意は得られていないことも報告されました。
       集会の詳しい記録はこちらをご覧ください。

好評だった試食やフリートーク、そしてパネル展示

学校給食の献立による試食も大好評で、
多くの方が「いわしのかば焼きご飯、牛乳、
かきたま汁、七福煮なます」に舌鼓を打ち
ました。
 親子で食べる方には取材にきたテレビ局の
カメラが肉薄。インタビューを受けている方も
いました。
フェアを見に来てくださった市議会議員さんや
PTA会長さんも試食してくださいました。
 栄養士が試食されている方のそばで学校給
食のお話もして感想を聞いていましたが、
とても美味しいという反応でした。
中にはご飯と牛乳の組み合わせはどうかな、
お茶を出して欲しいという声もありました。
この試食は、学校給食の調理員さんたちが、
ふれあいセンターの調理室を使って作ったもの。
試食会場隣の調理室では、調理員さんたちが
一生懸命作業をしていました。
会場には学校給食の教育としての役割や、 
今後どう改善していけばよいかを示すパネルも
展示しました。多くの方が見てくださいましたが、
取材にきた記者さんからも「よくここまで準備し
ましたね」との声をいただきました。

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