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2001/11/29

牌姿

今日のワーストショットはこれ。東1局4本場7巡目、46300点持ちで連荘中の東家(ドラ3ピン)。

ここからなんと4マン切り。手広く構えるとすれば、浮き牌の4マンと連続形の1234ピンのどちらかでもう1メンツを求めることになるので、不要牌が8マンだとすぐにわかったはず。4メンツ1雀頭を意識して手作りするなんて基本中の基本なのに、独走状態から集中力が切れて、それを怠ってしまったために犯したミスだ。

そして、この直後に3マン・5マンとたて続けに引いてくる。しっかり打っていたらダメ押しの親マンだったはずが、アガりを逃した上に、逆にこのあと他家に400点差まで追い上げられての薄氷の勝利だった。

油断大敵。ヘボはせめて集中して打ちましょう。


2001/11/26

牌姿

オーラス東4局22000点持ちのラス目でむかえた東家での配牌(ドラ4ソウ)。なんとか連荘したい局面でこの好配牌。出来メンツが1つにリャンメンのメンツ候補が3つ。ピンフがはっきりと見えている。

第1打目、ピンフの雀頭候補をオタ風の重なりに期待すれば中切りしかないのだが、なんにも考えてないぼくは南を切っている。平場のクズ手ならともかく、勝負所のチャンス手では小さなミスも命取り。じっさい次巡に南を引いてしまった。他家の手の進行が遅く、なんとかテンパイを入れて先制リーチでマクりトップだったのだが、第1打に中を切っておけば数巡テンパイが早かった。結果オーライで済ましちゃまずいので反省しておこう。

しかし、こういう配牌のときはつくづく雀鬼流を信奉してなくて良かったと思う。

渡辺洋香プロの日記 / 半ケツに耳なめて!まだまだお若いご様子で。[ 01/11/23 ]
http://www.wakuwaku.co.jp/yoko/diary/data/index.html
東風荘 【 累計 】
京の黒猫 試合数:908 Rate:1900.57 待合室
JongPlugged 【 月別 】
京の黒猫 試合数:23 / 1位:10 / 2位:7 / 3位:3 / 4位:3 / 平均点:34052

2001/11/24

これは暴牌の典型的なシーンかも。

東1局南家スタートでクズ配牌。2巡目、東家がいきなり123ピンでチー、さらに4巡目、678ソウでチー。拙速ぎみとも思える強引な仕掛けだ。そんな東家を警戒。役牌をしぼりながらマンズのホンイツをめざす。

やがて巡目が進み、東家の手が絞りこまれる。1ソウが河に4枚見え、123の三色の可能性が消える。自分の手と河を照らし合わせると三元牌もありえない。678の三色やピンズ・ソウズの一通も東家の捨て牌から考えづらい。東家の手はほぼダブ東の後付け。早い仕掛けからドラがトイツ以上で入っているかもしれない。ここから東を切るとなると、東家にすでに東が暗刻で揃っていることを願うしかない。放銃すれば東風戦ということもあり、いきなり敗色濃厚となる。

自分の手は高目7700点・安目3900点。開局早々にいちかばちかで勝負するほどの手でもない気がするし、配牌から絞っている牌を終盤の危険度が増した時点になって結局切るくらいなら、序盤のうちに手放したほうがましだろう。

「超攻撃的に攻める」ことをテーマにしていたので、東を切ってみたが見事に11600点放銃。他家から「見え見えの待ちに振りこむなよ(w」と煽られる始末。この攻撃的な姿勢で挑んで1着・4着・1着・4着・4着・1着......と浮き沈みが激しくなり、今のところまったくRは増えない。


2001/11/22

牌姿

これは、とある東風荘最強クラスと云われる人の東1局南家での第1ツモの場面(ドラ2ピン)。ぼくなら手なりで1ソウツモ切り、もしくは9ソウか發あたりを落としているのだが、彼は躊躇なく6マンを叩き切っている。

か、かっけー!!

配牌から見える最高形をしっかり見据えての打6マン。かっこいいのである。牌効率やリャンメンにこだわるあまりに手なりで打点が低くなったり、チャンス手を逃したりしているぼくとは違うのだ。それにこの手は打6マンでチャンタ2向聴。まったく無理筋ではない。このあとしっかりテンパイを入れ、リーチでツモりアガっている。

その後も彼は怒涛の攻めで独走。局が進むと軽く1000点でいなしたり、ベタ降りしたりと硬軟自在。牌譜見たら惚れるよこれは。アンチ皆無でファンが多いのもうなずける。いつかこんなメリハリの利いた麻雀打ちたいなあ。


2001/11/21

牌姿

待ち牌が多く、手牌の変化に富んだ「厚い形」が大事。ということで、今マンズが厚い!お、6マンツモでリャンメンに変化したぞ。ここはもちろんリーチだ。

リーチ!

......あ、あれ?なにかおかしいな......。は!うあああ!アガりたくない!流局もいやだ!見るな!この手を見ないでくれ!!

ということで、思いっきり切り間違えたわけですが、これは「この牌が来たらこう切る、こっちならこう......」という想定をしっかりやってなかったせいだ。特にこういった厚い形の場合は、ツモひとつで変化する形が多いわけで、もっと注意を払わないとこんなことが起こり得るということで......。

東風荘 【 累計 】
京の黒猫 試合数:893 Rate:1895.46 待合室
JongPlugged 【 月別 】
京の黒猫 試合数:18 / 1位:8 / 2位:7 / 3位:1 / 4位:2 / 平均点:36155

2001/11/20

トイメンがドラポンを含む3副露。すでに中張牌をバラ切りしている状態で終盤。この状況でよもやこんな牌が切れるぼくは超ランどころか上ランでも勝てないんじゃないだろうか。たぶん他家はこう思ったはず。

「その牌が出るのかよ!?」

鳴き仕掛けに無神経であれば、負け組指定席に座り続けることなど造作もないことです。

東風荘 【 累計 】
京の黒猫 試合数:893 Rate:1895.46 待合室
JongPlugged 【 月別 】
京の黒猫 試合数:16 / 1位:7 / 2位:6 / 3位:1 / 4位:2 / 平均点:35400

2001/11/19

一生分の流星をあぜ道から眺め、身体を芯から冷やし風邪を引いた。

東風荘 【 累計 】
京の黒猫 試合数:889 Rate:1890.30 待合室
JongPlugged 【 月別 】
京の黒猫 試合数:14 / 1位:6 / 2位:5 / 3位:1 / 4位:2 / 平均点:33392

2001/11/16

3日ぶりに東風荘で打ったら、開局早々のリーチに対して、テンパイ崩しての無筋強打で一発放銃。自分の馬鹿さかげんに首を吊りたくなったので即落ち。Rが1800台になると上ラン落ちがちらつくので精神的に良くない。なんかJ1で降格争いしてる気分だなあ。ジュビロ・アントラーズがR2000超だとすると自分はさしずめヴィッセル神戸あたりか。くそう、補強だ!補強だ!

□□□

読書・芸術・スポーツの秋。ということで、本を最低1章・鉛筆画を最低1枚・5kmのジョギングを日課にする。今読んでいる本は宮崎駿氏の雑誌の対談・インタビューなどを500ページ以上にわたってまとめた『出発点』。作品に込められた想いや裏話が実に興味深いし、宮崎氏自身が感銘を受けたという書籍などを読んでみると、彼の作品を別角度から楽しめるかも。それで選んだサン=テグジュペリの『人間の土地』なんて、ぼくにとっても本当にすばらしい出会いだったなあ。

鉛筆画は、昔やらされた牛骨や石膏デッサンみたいなものじゃ退屈するだけなので、エロサイトで見つけて気に入ったグラビアアイドルとか制服美少女の画像を模写。牛の頭の骨より水着姿の女の子を描くほうが断然楽しい。何枚か描いて女の子に飽きたら、男子スポーツ選手なんかに挑戦してみよう。まあ、その前に女子テニスプレイヤーは欠かせないけど。

ジョギングコース脇の草むらで仔猫を拾って以来、それがトラウマになってここ数ヶ月走っていなかった。仔猫騒動が落ち着いて、ようやく走ることにした。いつも夜中に走るんだけど、秋口にあれだけうるさく合唱していたコオロギ達もここ最近の冷え込みのせいか、その鳴き声もめっきり減って、時折聞こえる声になにか物悲しさが漂う。この声が完全に聞かれなくなると、やがて冬がやってくる。

現在3日目。この日課をいつまで続けられるんだろうか。

東風荘 【 累計 】
京の黒猫 試合数:876 Rate:1898.99 待合室
JongPlugged 【 月別 】
京の黒猫 試合数:13 / 1位:5 / 2位:5 / 3位:1 / 4位:2 / 平均点:32576

2001/11/13

オーラスをダンラスでむかえて、ため息をつきながら四暗刻を狙う。数巡後、自分がラス親であることに気付くが、もう後の祭。河には順子の元がずらーっと切られている。逆転の難しいラスに落ちると、親が残っているかどうかも忘れてしまうほど投げやりになる。投げやりになると大体は河を見ないでテレビを見ている。粘り強さと無縁のあっさりした性格が、こと麻雀においては相当マイナスに働いているんじゃないだろうか。

今日の東風荘は、4着・2着・1着・3着。オーラストップ目で自風牌をミンカンした人がいた。アンビリーバボー。

東風荘 【 累計 】
京の黒猫 試合数:875 Rate:1904.84 待合室
JongPlugged 【 月別 】
京の黒猫 試合数:11 / 1位:5 / 2位:3 / 3位:1 / 4位:2 / 平均点:32818

2001/11/10

日記にて自らの未熟さを告白するという行為は、「どの程度の実力か客観的に認識でき、うぬぼれることがない」というある意味肯定的な側面をアピールしているとも言えないか。未熟さを嘆きながら、それを誇っているというひねくれた自己肯定なのかもしれない。ただ、嘆くだけならそれはとても安易で楽をしている。

そこで、不十分ではあるけれど、具体的な打ち方の変更をいま試みている。漠然と打っていたら、いつまでも超ランの平均レベルを超えることはできない。自分より実力上位との対戦で苦戦して、ようやくこの向上心は生まれた。上ランにいたらこんな気持ちにはならなかっただろう。

やっぱり麻雀は強い相手と打たないと上手くならないし、上手くなろうという努力をしない。どんなに負け続けても、絶対に超ランから落ちたくない。生物が厳しい環境に適応して進化するように、超ランで自らの麻雀を進化させたい(現在R1905)。

京都サンガ燃ゆ。J1昇格目前ながらアウェーで地上波の生中継もなかったので、友達と新風館まで応援に行く。ロスタイムの劇的逆転ゴールで昇格を決め、京都サポと万歳三唱。


2001/11/05

「ぼくの麻雀(打ち方)のスタイルはこうだ」

ぼくがこんなセリフを使うと、ずいぶんと不遜な言い草になるなあと、ふと思う。基礎的な技術も習得できていないのに、自分には語るべき個性がある、局面によっては基礎的技術の応用も利くと豪語しているに等しい。

まだまだ牌効率もままならず、状況判断も相当に甘い。応用以前に明らかに未熟さを露呈している自分が打ち方を変えると決心した場合、それは基礎的技術の向上を図ることに他ならない。個性を磨くだの新たな個性を獲得するなどといった大げさな話じゃない。そんなレベルにはまったく達していないし、達することもないだろう。

さっき国士無双に振りこんだ。今日もやっぱり赤点だ。こつこつ地道にがんばろう(現在R1901)。


2001/11/03

10月のJongPluggedの成績を集計。

10月JongPlugged(37試合)
1位 2位 3位 4位 平均順位平均点
11
(29.7%)
11
(29.7%)
7
(18.9%)
8
(21.6%)
2.3230986

雷雨にさらされ、絶望と虚しさの雲の下を翼を震わせながら、常に低空飛行している東風荘超ラン。それと比べて、ここ三ヶ月晴れわたる空を仰ぎながら、雲海の上を悠々と飛ぶことを許されていたJongPluggedは快適だった。しかし、今月はいつのまにか雲海の中へと沈み込み、道しるべとなる星空を見出せなくなってしまう。

トップ率30%・平均点3万点。毎月、JongPluggedで目標にしている数字だけど、今月はわずかにトップ率が届かない。オーラスの土壇場に大物手でマクられるケースが頻発して苦しめられた。ついてないのかツメが甘いのか、なんとも悩むところ。それと、回線が重い人と同卓するケースがしばしばあったけれど、これだけはどうしても冷静さを保てない。イライラが爆発して自滅。天然牛歩は救えない。ネット麻雀もリズムが大事です(現在R1914)。


2001/10/31(11/1 修正・追記)

10月の東風荘の成績を集計。

10月第一東風荘超ラン(69試合)
1位 2位 3位 4位 平均順位合計点
18
(26.1%)
15
(21.7%)
19
(27.5%)
17
(24.6%)
2.51-12

第一超ランで300試合消化。相変わらず平均順位2.5あたりを行ったり来たりで先が見えない。このまま凡庸な超ラン雀士としてダラダラ打ち続けるなんてもちろん本意じゃない。もう100試合ほど打って、成績が上がってこないようなら打ち方を一から考え直そう。

(11/1追記)
ウェブ上に公開されているR上位者と成績を比べてみると、自分は2副露率(6%)がかなり低い(他の人は軒並み10%を超えている)。和了率・放銃率・リーチ率にさほどの差異はないので、これは突出した特徴と言える。メンゼン重視で鳴きに関しては十分形から仕掛けることが多いためで、それは自分のスタイルだと納得していた。

しかし、このこだわりはノーテン罰符をあまり考慮に入れていない。東風戦においてノーテン罰符の比重は高い。他の超ラン面子の牌譜を見てみると、躊躇なく後付けしたり、比較的早い段階で自分の手に見切りをつけて形テン狙いで動いていることが多い。他家に狙い手を見透かされることを警戒して後付けを躊躇したり、流局間際までメンゼンで粘る、というような腰の重さを解消すべきかもしれない。