田で無農薬栽培の説明。
現在は除草剤1回のみの無農薬コシヒカリを出荷しておられます。正直に無農薬米を造るには30反ほどが限界で残りは一般栽培米なので地区の農協に買い取ってもらうそうです。
れんげの栽培された田んぼは、ちょっと前までは、れんげの花が咲き乱れ、趣味で飼っているミツバチがその蜜を集めていたそうです。
続いて、参加者の方々より質問が始まりました。
れんげの咲いた後の田んぼは、除草剤が要らないので完全無農薬栽培ができるそうですが、田にチッソ分が増えてしまい 食味が幾分か落ちるので、出荷にはまだ年月が必要とのことでした。
れんげ畑の奥にある黒っぽくなっている田が現在取り扱っているお米を栽培する田んぼです。安曇川の澄んだ水が水源です。
やはり一般の栽培田に比べると土自体がまったく違い、黒っぽくなっていました。もう少しすれば、田植えが始まります。
この地区の氏神さんである山田神社の少し離れた高台にある開拓された畑では、低農薬栽培のリンゴも取れます。昨年は木酢液の防虫が失敗で、リンゴの収穫はまったくなかったそうです。
また、すぐ横には無農薬栽培されたキウイがあり、無農薬でもうまく出来るそうです。11月頃の枝の選定作業はかなり苦労するとのことで、リースを作りたい方は是非とも切りに来て欲しいそうです。
この高台の地区では、一般作物はすべてサルやイノシシやクマによりすべて食べられてしまいます。無計画な植林により山では動物の食料がなくなってしまったからだそうです。
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