7. 旅 行 ア ル バ ム (5)


「秋田新幹線《こまち》」で行く男鹿・田沢湖周辺の温泉

金ケ崎温泉「県営男鹿桜島荘」

「秋田県営男鹿桜島荘」

・・・「鹿桜島荘」は、男鹿半島で随一の夕日の見える露天風呂がある。
日本海にせり出したように作られた鹿桜島荘の露天風呂は日本海に
沈む夕日を見ながら入れる大露天風呂である。しかし、結果は残念!




◆◆◆◆◆ ご あ ん な い ◆◆◆◆◆


平成12年6月に「秋田新幹線《こまち》」を利用して2泊3日の、男鹿半島・ 田沢湖周辺の温泉巡りをした旅行記です。 JRの周遊券は今は、「ゆき券(201キロ以上=20%割引)」と「かえり券 (201キロ以上=20%割引)」+(目的地での)「ゾーン券」を組合せて事前に 購入します。 このとき、「田沢湖・十和田湖ゾーン券」(ゾーン券=5020円=5日間有 効)はゾーン内では《こまち》を初めとするJRの特急の普通車自由席に何度で も乗り降り自由なので、とても便利でリーズナブルです。 6月28日(水)〜 30日(金)の平日のみの旅行でした。 ◆ 金ケ崎温泉 【交通】JR南浦和 〜 大宮 /秋田新幹線乗換え 〜 秋田/男鹿線 乗換え 〜 羽立駅着「水族館行き」バスに乗換え 〜 バス停・ 「水族館」で下車/「桜島荘」のマイクロバスが迎え 〜 「桜 島荘」着 【注】南浦和発 午前6時36分 → 羽立駅着 午後0時00頃 ・・・・今回は、羽立駅の手前の「船越駅」で下車し、知 男鹿半島を案内して頂いて、夕方「桜島荘」に着いた。 ◆ 「県営男鹿桜島荘」 ※ 住所 秋田県男鹿市加茂青砂字中台 ※ 電話 0185−37−2311 ※ 利用時間 《宿泊は、1泊2食11,300円〜》 ※ 入浴料 調査中(日帰り入浴) ※ 入浴施設 内湯、露天風呂(各男女別×1) ★宿泊(1泊目)「秋田県営男鹿桜島荘」 ◆ 「乳頭温泉 孫六温泉」 【交通】JR南浦和 〜 「桜島荘」までは、前項参照 「桜島荘」〜 JR男鹿駅までは「桜島荘」のマイクロバス で送り 〜 JR男鹿駅 〜 秋田 〜 田沢湖 〜 「乳頭温泉行 き」バス乗換え 〜 「乳頭温泉」下車 〜 《徒歩10分》〜 「孫六温泉」着 ※ 住所 秋田県田沢湖町乳頭温泉 ※ 電話 0187−46−2224 ※ 利用時間 7時 〜 19時 ※ 入浴料 400円(日帰り入浴) ※ 宿泊 8000円 〜 9000円(1泊2食) ※ 入浴施設 内湯3(混浴1、男女別1)、打たせ湯(混浴)、露 天風呂(混浴×2)、露天風呂(女性専用×1)    ◆ 「乳頭温泉 黒湯温泉」 【交通】JR南浦和 〜 「孫六温泉」までは、前項参照 孫六温泉 〜 《徒歩5分》〜「黒湯温泉」着 ※ 住所 秋田県田沢湖町乳頭温泉 ※ 電話 0187−46−2214 ※ 利用時間 7時 〜 19時 ※ 入浴料 400円(日帰り入浴) ※ 宿泊 11,700円 〜 (1泊2食) ※ 入浴施設 内湯3(混浴1、男女別1)、打たせ湯(混浴)、露 天風呂(混浴) ◆ 「田沢湖高原温泉 国民宿舎 駒草荘」 【交通】JR南浦和 〜 「黒湯」までは、前項参照 黒湯温泉 〜 《徒歩5分》〜「孫六温泉」〜 《徒歩10分》〜 バス停「乳頭温泉」 〜 (バス12分) 〜 バス停「田沢湖高原」 着 〜 《徒歩3分》 〜 「国民宿舎 駒草荘」着 ※ 住所 秋田県田沢湖町 ※ 電話 0187−46−2101 ※ 利用時間 宿泊客は24時間 (日帰り入浴は宿にお訪ねください) ※ 料金 400円(日帰り入浴) ※ 宿泊 6,660円 〜 (1泊2食) ※ 入浴施設 内湯(男女別、各1)、 露天風呂(男女別、各1。共に 大きい浴槽) ★宿泊(2泊目)「国民宿舎 駒草荘」
【交通=帰路】 「国民宿舎 駒草荘」 〜 バス停「田沢湖高原」 〜 JR田沢湖 駅(秋田新幹線《こまち》) 〜 秋田/(羽越本線「特急いなほ」) 〜 新潟/(上越新幹線《あさひ》) 〜 大宮 〜 南浦和駅着 孫六温泉 〜 《徒歩5分》〜「黒湯温泉」着 【注】バス停「田沢湖高原」発 午前11時02分 → 南浦和駅 着 午後8時10頃


◆ 金ケ崎温泉 「県営男鹿桜島荘」

「日本海を望む露天風呂」
・・・「県営男鹿桜島荘」は、男鹿半島の最も西の部分にせり出しおり、晴れて
いたら露天風呂から、男鹿半島随一の景勝地で日本海沈む夕日が見える。
しかし、筆者は空は晴れていたものの西の水平線に雲がかかり運悪夕日は
拝めなかった。聞く所によると、何でも夕日が望めるのは年間僅か70日程度
で、残りの約300日は日本海に沈む夕日を見ることはできないのだという。
私の日ごろの行いが悪いからという訳ではなさそうで一安心!
夕日がなくても、ご覧のように実に気持ちのいい露天風呂で眺めも
とても良かった。



「県営男鹿桜島荘」の露天風呂からの眺め
・・・展望露天風呂からこのような景色が見える。





◆ 乳頭温泉 「孫六温泉」

「孫六温泉」
・・・「孫六温泉」は、乳頭温泉の中で最もひなびた温泉であったのだが、今回道路が整備され、
これからはどうなるかと少し心配である。しかし、山深い一軒宿のこの建物の風格は今もいい!




「孫六温泉 石湯」
・・・「孫六温泉」の石湯は内湯で、混浴である。その石湯から露天風呂に行けるが、昔からの
露天風呂は混浴で、目下女性専用の露天風呂を急造中であった。2000年7月には完成予
定。・・・川辺りの風情のある場所にあるのだが、元混浴の所だけに巨大な金精様がどうも?




「孫六温泉 露天風呂」
・・・「孫六温泉」の露天風呂は、混浴2つ、女性専用1つである。
こちらの男性用は少し熱めのお湯である。もう1つもっと川に近
い位置にも混浴露天風呂があり、川や森、空の眺めがよい。





◆ 乳頭温泉 「黒湯温泉」

「黒湯温泉」の湧き水
・・・「黒湯温泉」は、孫六温泉よりは奥にあるが、独特の曲がり木の露天風呂で観光的に知られ、
既にメジャーになっている感じがする。乳白色の内湯に露天風呂、打たせ湯も風情がある。
それと、この湧き水も魅力! 何十年とどんな渇水の時期にも枯れたことがないという。




「黒湯温泉」の露天風呂
・・・「黒湯温泉」が絵になるのは、この独特の曲がり木の露天風呂のおかげである。
乳白色の温泉の湯船の四方を風情のある自然の木が囲う。ブナの木であろうか。
自然の曲がり木、それは「癒しの湯」のタオル掛けに、背もたれに似合う。




「黒湯温泉」の打たせ湯
・・・「黒湯温泉」の名物にこの打たせ湯がある。裸電球が似合う!
ここの打たせ湯を使うとき、日本の温泉は男性天国だなァ、と思う。







◆ 田沢湖高原温泉 「国民宿舎 駒草荘」

「国民宿舎 駒草荘」
・・・「国民宿舎 駒草荘」は、小高い丘の上にあり眺望がよい。のぼり旗にも「眺望日本一の大露天風呂」
の文字がある。そのうたい文句に違いはなく、男女とも乳白色の大きな露天風呂から眼下に水深日本一
の田沢湖が浮かぶように見えるのである。これぞ、正に「眺望日本一の大露天風呂」という実感がする。



「国民宿舎 駒草荘の露天風呂」@
・・・「国民宿舎 駒草荘」の露天風呂は、乳白色の硫黄泉で大きくて眺めが素晴らしい!
昼に遠く浮かぶように見える田沢湖を見てもよし、夕に山の端に掛る夕日を眺めてもいい。
写真では、山並みと山並みの間に白く田沢湖が見える。肉眼ではもっとクッキリ見える。



「国民宿舎 駒草荘の露天風呂」A
・・・夕なずむ田沢湖高原に夏の夕凪が渡り、静かな時が流れていく。
乳白色の露天風呂はかなり大きいが、以前はもっと大きかったようだ。



「国民宿舎 駒草荘の露天風呂」B
・・・田沢湖高原の山並みに夕日が徐々に傾くとき、最も美しい儀式が行われる。
乳白色の露天風呂で大きな夕日を眺める! しかも、巨大なダイヤモンドのよう
な光のオブシェは、次の瞬間「静寂」と「儚さ」をこの世に置いて行ってしまった!







★番 外 編★


「朝もやの田沢湖」
・・・田沢湖高原の北側の水辺の水は清冽で青く美しい。
この水辺に佇む人を自然に純で無垢な心に引き戻す。
田沢湖の水の色をした小石を一つ拾った・・・。






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