7. 旅 行 ア ル バ ム (26)


「火打山」、「妙高山」2つの百名山縦走

「百名山を一つの山旅で二つ廻る旅!」

「火打山」は深田久弥の百名山であり、田中澄江の花の百名山である。
「妙高山」は、深田久弥の百名山であり、越後富士とも呼ばれる秀麗な
山容を誇る山である。ちなみに、新潟県で「頚城三山」とは、
「火打山」、「妙高山」、そして「焼山」のことである。


火打山 岩の庭園 秋まだし






◆◆◆◆◆ ご あ ん な い ◆◆◆◆◆


◆【交通・往復】マイカー ◆往路【1日目】は、「南浦和駅」〜「笹ヶ峰山口駐車場」 【注】2日目の早朝登山を目指すため、「笹ヶ峰登山口駐車場」で車中泊と決めた。 ◆往路【第1日=旅行日】2005.9.17・・・【ドライブ】        南浦和駅発0530 → 外環・戸田西IC0540 → 関越・新座料金所0555        → (上信越自動車道)藤岡経由 → (途中2回休憩) → 妙高高原IC        1000 → 一般道・赤倉温泉、池の平温泉等経由 → 1450笹ヶ峰牧場        → 1500笹ヶ峰登山口駐車場着        【夕食は笹ヶ峰登山口の駐車場で、飯盒炊飯】 【車中泊】 

   ------------------------------------------------------------------------ ◆火打山、妙高山登山コースタイム   【第2日=登山初日】2005.9.18    起床0400 →朝食0500 → 登山開始0600 →0640休憩(10) →黒沢0705→十二曲り0740→    休憩0800/0810→富士見平0850/0905 →高谷池ヒュッテ1000【小屋の受付を最優先!】    ◆出発1045 →天狗の庭1105/1110→休憩1135(眺めよし、天狗の庭)/1145→雷鳥平1155/    1200→火打山頂1230【大休止】・・・下山開始1255→雷鳥平1320→天狗の庭1345/1350    →高谷池ヒュッテ着1405    ◆昼ご飯1410〜1500(パンの缶詰等)    ◆昼寝1500〜1710    ◆夕食1710〜1730(高谷池ヒュッテの食事=カレーライス・ハヤシライス一緒盛り) 【第3日=登山2日目】   起床0400 →食事0520 →出発0640 →茶臼山00710 →黒沢池ヒュッテ0725【休み】 ◆出発0740 →大倉乗越し0800/0810 →長助分岐0855/0905 →0950/1000(休憩10)   →妙高山頂1030/1045 →南峰1050→【大休止25】/発1125→長助分岐1225   ◆【お昼ご飯1225〜1250】   ◆出発1250 →大倉乗越し1340→黒沢池ヒュッテ1405/1425→富士見平1530/1540 →十二曲り1627/1640 →笹ヶ峰登山口1740着 ◆夕食『たけうち』(国道18号、上越方向へ。登山口から約40分)1900〜1930 ◆苗名の湯1950〜2050(2100で入浴終り)   ◆【車中泊】  【高谷池ヒュッテからのアドバイス】     ・午後3時までには高谷池ヒュッテに到着するようにして下さい。     ・火打、妙高両山を登る方は、初日に火打山へ登り、高谷池ヒュッテに宿泊し      て二日目に妙高山へ登り、笹ヶ峰か燕温泉へ下るルートがお勧めです。      燕温泉〜妙高山〜高谷池は大変厳しいので、笹ヶ峰から入山するのがお勧め      です。     ※【黒田(温泉)のアドバイス】→マイカーの人は笹ヶ峰〜高谷池ヒュッテ〜                   火打、妙高両山を登山〜笹ヶ峰をお勧めします。 -------------------------------------------------------------------------- 【火打山と妙高山の見所】 △火打山 2462m                  「火打山」は花の百名山(田中澄江著)にもなってい                  る。6月下旬から7月には、実に多くの高山植が咲                  き乱れ、誰かがホームページに「夫婦、家族に超お                  薦めな天空の杜。」・・・と書いている。そして、                  「女性的な美しさでは、日本の中で3本の指に入ると                  思う素晴らしいコース。」とか!本当にいいところ!   

                 【写真】火打山への登山道「天狗の庭」                 △妙高山(南峰) 2454m                  あるホームページに「越後の名山、妙高山。日本海に                  近いという地の利を生かした大展望が得られる。鳥海                  山までは300km近い超遠望。・・・」とあり、月山など                  も見えるとあるが、余程の好条件でないと見えないで                  あろう。私は、2日目の朝、前夜からの雨が奇跡的に                  上がった中を妙高山に登った。雨は免れたが眺望は、                  全く期待できなかった。ただし、下山のときの黒沢池                  から沼尻(富士見平の手前)迄のコースがよかった。こ                  こは6月下旬から7月は高山植物の楽園となるだろう!

                 【写真】妙高山「南峰」の巨岩の峰々 「火打山と妙高山の登山地図」はこちら!= 「妙高市観光協会ホームページ」へ! (エクセルの画面下に「案内図」、「時間入り」の2種類のシートがあります)

◆温泉データ 杉野沢温泉「苗名(なえな)の湯」 ※ 住所 新潟県中頚城郡妙高高原町杉野沢1645−2 ※ 電話 0255−86−6565 ※ 営業時間 10:00〜21:00 ※ 休館日 水曜日(冬期12−3月無休) ※ 施設 男女別=内湯のみ。 ※ 日帰り入浴 大人 450円 ※ 交通【車】上信越自動車道妙高高原ICから国道18号線に出て、杉野沢方面に          向かう。杉野沢の交差点から民宿街へ。周辺には看板あり。   ※ セールスポイント ・杉野沢スキー場は、この温泉が出るまで温泉がなかったから、「苗名           の湯」は貴重な存在だ。          ・山奥の日帰り温泉施設なのに21時まで営業している。

                 【写真】「苗名(なえな)の湯」









§写真による「火打山・妙高山」案内(新潟県)


◆ 「笹ヶ峰〜高谷池ヒュッテ〜火打山〜高谷池ヒュッテ」


「笹ヶ峰登山口」
「笹ヶ峰」には、2か所駐車場がある。計70台駐車可!

笹ヶ峰 登山の朝の ランプ灯く



「岩石庭園」からの「火打山」
ここまで来ると、「これが火打だぁ!」という感じに感激!
ガイドブックに「岩石庭園」はあまり書いてないから、私は
つい、次の「天狗の庭」と勘違いしてしまいそうになった!


火打山 岩石庭園 イワイチョウ



「高谷池ヒュッテ」

高谷池ヒュッテは、自炊道具を無料で貸してくれるので、自炊がお勧め!
コンロもガスも、釜も鍋も茶碗もお椀もお皿も、コーヒーカップも、箸やス
プーンまでも無料で借りられる。持参すべきは食材とお茶類。水もある!
本当に自炊が楽しそう!ヒュッテでも自炊を「是非」と勧めているのである。


高谷池 ヒュッテの夜や 自炊部屋



「火打山」山頂
2005.9.18「日本百名山」であり、「花の百名山」でもある「火打山」に立つ!

あと三分 火打の山の 急登道



「ナナカマド」
2005.9.18「火打山」の中腹のナナカマドはまだ紅葉せず!

火打山 ナナカマドの実 赤々と





◆ 「高谷池ヒュッテ〜妙高山〜笹ヶ峰」




いもり池から「妙高山」を見る!!
妙高という町に「いもり池」がなかったら、妙高山は平凡な山に終わっていたであろう!

漣や 妙高迫る いもり池



「トリカブト」
根っこに毒を持つといわれるトリカブトだが、花は美しい!
綺麗な花ほど「毒」があるというが、妙高への道はトリカブトだらけだ!


妙高や トリカブトの花 花盛り



妙高山登山の基地「黒沢池ヒュッテ」
「黒沢池ヒュッテ」は、笹ヶ峰、燕、火打山への交通の要所にあり、妙高
山登山の基地として便利である。体力があり初日に、笹ヶ峰〜火打山〜
「黒沢池ヒュッテ」と消化しておくと、1泊2日の2日目の行程が楽になる。

青き屋根 黒沢池の ヒュッテ待つ



「妙高山」の巨塊が眼前にある!
「大倉乗越(オオクラノッコシ)」の坂道を越えると、急に眼前に巨大な「妙高山」が迫り来る!

あえぎ来て 大倉乗越 妙高山



「妙高山」の南峰(2454m)の頂上は巨岩累々!
山頂は北峰と南峰の二つのピークがあり、晴れていたらどちらも
眺望は360度見渡せ、北方眼下には日本海が霞んで見えるという。

妙高や 最後は険しい 岩の山



黒沢池付近の「木道」
黒沢池付近の「木道」は、尾瀬の雰囲気に似ている。初夏は高山植物の宝庫となろう!

黒沢池 富士見平へ 風そよぐ




◆ 写真で見る「温泉案内」


杉野沢温泉「苗名(なえな)の湯」建物
杉野沢温泉「くま杉の里 苗名(なえな)の湯」が正式の名称である。
杉野沢スキー場入り口にある。露天風呂やサウナはない。


杉野沢 頚城の山旅 苗名の湯



杉野沢温泉「苗名(なえな)の湯」浴室
「苗名の湯」は露天風呂やサウナは無い。内湯が男女各1つずつである。

下山後の 体を癒す 苗名の湯







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