7. 旅 行 ア ル バ ム (8)


「武甲山と新木鉱泉」

埼玉の名峰に登り、札所巡りをして名湯につかる旅

「武甲山と新木鉱泉」

・・・埼玉県秩父地方の名峰「武甲山」に登った後、マリア観音で有名な
秩父札所巡り四番「金昌寺」にお参りして、「新木鉱泉」に一浴した。





◆◆◆◆◆ ご あ ん な い ◆◆◆◆◆


◆「武甲山」 〜 「金昌寺」 〜 「新木鉱泉」 【交通】南浦和7:00 → 外環戸田西7:10 → 大泉7:30 → 鶴ケ 島8:00 → 圏央鶴ケ島8:03 → 生川(うぶかわ)9:10 → 武甲山登山口9:20 → 武甲山山頂11:00(昼食)/12:00 発 → (滝あり) → 釣堀13:00(10分休憩)/ 13:10発 → 13:30 生川(うぶかわ) → 金昌寺14 :30(30分見学) /15:00発 → 新木鉱泉15:10(入浴)/16:00発 → 大野原経由 → 花園16:40 → 大泉17:30 → 外環戸田 西17:40 → 南浦和17:50 【注】見所・・・武甲山山頂からの眺め、金昌寺の石仏群(特にマリア観音) 武甲山 = 秩父を代表する名山。秩父セメントによる 石灰岩採掘で、むき出しの白い採掘面が広 がりつつある。独立峰だけに頂上からの眺 望は雄大で秩父市街はもちろん奥秩父、奥 武蔵、日光連山までも一望できる。 秩父地方のシンボルとして、盆地の中でど っしりとした勇姿を誇ってきた。 しかし相次ぐ採石のために山容が変わり、 標高も1295m(かっては1304m)と 低くなってしまった。 こうした変化にもかかわらず名山の名は今 も衰えず、この山を訪ねる人が後を絶たな い。 金昌寺 = 秩父の札所中もっとも人気がある第四番札 所。 楼門風の山門を入ると境内一面のおびただ しい石仏群に出会う。千数百体を数えるこ の石仏群は、飢饉、洪水が多かった天明、 寛政の頃に供養のため造立された。 観音堂前に坐して子供に乳をふくませてい る柔和な表情の慈母観音像(子育観音、マ リア観音とも呼ばれる)が有名である。 三番札所から金昌寺へ向かう途中に新木鉱 泉がある。境内自由。 → 「秩父札所34ヵ所」のホームページ 【注】3番(常泉寺(じょうせんじ))から徒歩約20 分(1.4キロ)。西武秩父駅から西武観光バス皆 野行きか定峰行きで「金昌寺」車、徒歩5分。 5番(語歌堂(ごかどう))へは徒歩20分(1.3 キロ) ◆温泉データ 「新木鉱泉旅館」 ※ 住所 〒368-0004 埼玉県秩父市上山田1538番地  ※ 電話 0494−23−2641 ※ 定休日 無休 ※ 施設 内湯、露天風呂、サウナ、源泉風呂(共に、男女別) ※ 宿泊 1泊2食付 12,000円〜 ※ 日帰り入浴 大人 900円(※ 利用時間=12:00〜21:00) ※ 由来 その新木鉱泉の創業は江戸時代、文政10年(1827年) にさかのぼる。   当時、新木鉱泉は秩父札所巡りの門前宿として賑わっ た。安戸の宿(小川町)に前夜泊まった巡礼者が秩父 路に入り、一番から四番まで巡ったところで巡礼初日 も夕暮れを迎え、すぐ近くの新木鉱泉が秩父の最初の 宿となった。   またその鉱泉の効用から近隣の人々の湯治場としても 賑わったと言われている。   創業から170年余り、当時の内装そのままを残す重厚な 建物が、今でも平成の巡礼者を暖かく迎えている。






写真による案内

◆ 「武甲山」(1295m)

「秩父の盟主 武甲山」
・・・武甲山は秩父地方のシンボルとして、盆地
の中でどっしりとした勇姿を誇ってきた。



「傷だらけの武甲山」
・・・この山は、山の片側は普通の山の山容を示しているが、
反対側の半分は写真を見てのとおりの禿山である。



◆ 「金昌寺」

「金昌寺」
・・・「金昌寺」は何度訪ねても心和むいいお寺である。
無数の石仏、慈母観音像(マリア観音)のどれもがいい。
梅に桜、そして紅葉の時期と四季それぞれに石仏が似合う。



「慈母観音像(マリア観音)」
・・・金昌寺には千数百体を数える石仏群があり、寛政の
頃に供養のため造立され観音堂前に坐して子供に乳をふく
ませている柔和な表情の慈母観音像が特に有名である。



◆ 「新木鉱泉」

「新木鉱泉」玄関
・・・新木鉱泉は170年も前から創業している老舗旅館である。
玄関の雰囲気からして、他の旅館と全く違う落ち着きがある。



「新木鉱泉」の内湯
・・・泉質は“含硫黄アルカリ泉”。そのなめらかな肌ざわりから「卵水」とも呼ばれ、
神経痛・胃腸病・アトピーなど、また美容にも効果があり美肌の湯としても評判である。



「新木鉱泉」の露天風呂
・・・文政10年のむかし、初代おきくばあさんが、鎮守の森のお導きで発
見したのがこの「御代の湯」。近隣の人々に入浴させたところ万病に効く
と、たちまち評判が伝わり、以来現在まで多くの人々に親しまれてきた。





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