1. 浦 和 か ら の 温 泉



1-71 壮麗なる阿賀野川のほとり『咲花温泉』



「咲花温泉」の「碧水荘」(2004.9.10撮影)


新潟県の五泉市の咲花(さきはな)温泉は、「新日本百景」の
1つに数えられている壮麗な阿賀野川の景観を借景にした、
風光明媚な温泉地に湧く名湯である。

「新日本百景」とは、週刊読売が優れた景勝地を全国に一般
公募し、その得票数により選出された。昭和33年(1958)2月1
日に発表されている。
【参考】「新日本百景」の第1位 = 地球岬(北海道室蘭市)
・・・水平線が丸く見える岬。

「咲花温泉」は、新潟県五泉市、そしてかなり福島県寄りの温
泉ということで、浦和からかなり遠いものと思いこんでいた。
しかし、関越自動車道の「小出インター」で降りて、国道252
号→290号→49号と走り、途中で新潟名物の枝豆を現地調
達して、「日本名水百選の杜々(とど)の森湧水」を汲んで携帯
コンロで茹でて食べたり、「漢学の里」という博物館を見学した
り、「道の駅」で食事をしたりと、寄り道し放題の旅でも、朝6時
の南浦和駅前出発で、午後4時には咲花温泉に到着できたか
ら、思っていたほど遠くない所に名湯があった。




(1) 交 通


「碧水荘」の露天風呂(2004.9.10撮影)

(マイカー)

●関越自動車道利用

南浦和駅0600→戸田西0615→大泉JCT0620→新座料金
所0625→谷川岳0740/0750→小出インター0830→上原高
原0850/0910→守門村0925【枝豆を買った】/0955発→守
門村渋川信号1000→杜々(とど)の森湧水1015【枝豆を茹
でた】/1155→漢学の里1245(食事)/1345→(隣の「漢学
の里記念館」へ・1345〜1440見学 )→漢学の里発1440→
咲花温泉「碧水荘」着1600

【注】途中観光地に寄らず、トイレ休憩と昼食休憩だけで行
けば、約4時間短縮。南浦和駅0600発→ 咲花温泉着1200
(休憩込み6時間)。





(2) 温泉紹介

「咲花温泉 碧水荘(へきすいそう)」


碧水荘は咲花温泉の一番奥(福島県寄り)にあり、「阿賀野川」に
面した、とても落ち着いた旅館である。


「碧水荘からの眺め」(2004.9.10撮影)



源泉かけ流しで、飲用もできる天然温泉そのものである。
飲用してみたが、癖もほとんど無く、飲みやすい。ほどほどに温泉
の臭いと味がある。





「碧水荘の内湯 」(2004.9.10撮影)


             ※住所  〒959-1615  新潟県五泉市大字佐取3062

※電 話  0250-47-2011
※施設 露天風呂(絶景!男女別)、内湯(飲用可、男女別)
  ※休館日 無休
※宿泊料 大人(1泊2食)10,500円〜
※セールスポイント ◆阿賀野川の眺めが絶景である。 ・泊食分離プラン = 税込料金:\3,150〜 ・親孝行プラン = 税込料金:\10,500〜 (2004年9月 平日 1泊1室大人2名利用での1名料金)+80歳 以上の方は1泊2食付1,050円 【注】80歳以上の1名様とご家族大人2 名様以上でのお申し込みとなります。 ・地酒一升まつりプラン = 税込料金:\11,550〜(2004年9月 平日 1泊1室大人2名利用での1名料金) 〜 等の各種プランが格安に設定されている。




(3) 写真で見る寄り道風景


@ 「新潟の枝豆」



新潟県「守門村の朝市」で枝豆を買う(2004.9.10撮影)

「新潟の枝豆は日本一!」とよく言われる。
しかし、近年は山形の「だだ茶豆」の宣伝が行き届いてか、「新
潟の黒崎茶豆」の分がやや悪い。
「新潟の枝豆は日本一!」といわれる理由 = 「枝豆の作付け
面積が日本一」・・・しかし、出荷量は山形県に次いで第2位。
【参考】新潟件は「ナスの作付面積」=「日本一」・・・しかし、出
荷量は第26位!・・・これは、おいしいナスは自分の家で食べ
るからとか!


「安い!!」枝付枝豆→これで400円!(2004.9.10撮影)

枝豆の場合は、おいしい物を自分で食べてしまうから出荷が少
ないのでなく、厳重な品質管理が原因である。枝豆は、しっか
りと実がいっているものと、しいな(実が成長不足)は味が悪い。
新潟県では、パンパンの実が入り過ぎと、実入り不足枝豆は出
荷停止しているから、「丸々と実の入りのよい枝豆」を出荷して
いる山形県に出荷量日本一の座を譲っているという訳である。


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A 「漢学の里『諸橋轍次記念館』」



新潟県下田村「漢学の里『諸橋轍次記念館』」(2004.9.10撮影)

「諸橋轍次」氏は、世界一の漢和辞典(漢字の母数及び熟
語数において世界一の規模)を作った偉人である。
広大な敷地の中に、「記念館(「大漢和辞典」の資料館)」、
「ふれあい広場」、「孫悟空塔」、「遠人村舎」(辞書編纂
所・茶室)、「生家」等が配置されていて、全部を見るには、
一日掛りとなる。

◆道の駅「漢学の里しただ」が併設されていて、食事が出
来る。

「漢学の里『諸橋轍次記念館』」の公式ホームページはこちら!





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