2. おすすめの秘湯

◆◆◆◆◆ 『燕(つばめ)温泉 黄金(こがね)の湯』 ◆◆◆◆◆

2−38 妙高山麓『燕温泉の素朴な野天風呂 黄金の湯』


2005.4.1新潟県新井市、妙高高原町、妙高村が合併し、新た
に「妙高市」が誕生した。

かねてから、日本百名山の「火打山(ひうちやま)」と「妙高
山(みょうこうさん)」の2座を1泊2日で登山することを検
討にしていたので、偶然知ったこの「妙高市」誕生は、私に
2座縦走登山の踏ん切りをつけさせるきっかけとなった。

そして、燕(つばめ)温泉の「黄金(こがね)の湯」と「河原の
湯」にも是非入りたいと思ったのだった。
何しろ、この2つは超有名な「野天風呂」なのである。
なんと、燕(つばめ)温泉 『黄金(こがね)の湯』は開湯以来
100年余という、燕温泉の源なのである!

ひとまず、登山の前の温泉案内と行きます。

◆「黄金(こがね)の湯」は、車から降りて、約10分で行け
 る「お気楽秘湯」です!

写真は、「黄金の湯」の看板と全景(2005.9.17撮影)
いかにも秘湯の『野天風呂』という感じだ!
向かって、左が男湯、右が女湯。各1つずつ。


【注】野天風呂=一般に露天風呂が旅館等でも入れる屋外
  の風呂を言うのに対して、野天風呂は野趣豊かな手付
  かずに近い自然の中の露天風呂を区別していう言葉で
  ある。まさに「秘湯」というに相応しいものが多い。

    2007.9.17現在、「河原の湯」及び「河原の湯経由の
   妙高山登山道」は「橋の崩落」で通行不可であった。
   ・・・・かなり長期的にだめらしい。
                          
 ◆しかし、『黄金の湯』はルートが違うので行ける。
    私は、2005.9.17に『黄金の湯』に入り、翌日、「笹
  ヶ峰牧場」→「富士見平」→「高谷池ヒュッテ(泊)」
  →「火打山」→「黒沢池ヒュッテ」→「妙高山」→
  「黒沢池ヒュッテ」→「富士見平」→「笹ヶ峰牧場」
  のコースを行った。
   
「妙高登山案内図」(妙高市公式ホームページから転載)もご覧下さい!

写真は、「黄金の湯」の脱衣所(2005.9.17撮影)
男女ともにこういう脱衣所があるだけ。上がり湯もない。

           『黄金の湯』入湯記 
                                    2005.9.17   

秘湯の野天風呂として有名な無料の露天風呂、黄金(こがね)の
湯は、燕温泉の温泉街から薬師堂の脇を通り妙高山への登山道を
少し登った所にある。
スキー場のスロープの途中右側、「燕温泉」の無料駐車場から、
徒歩約10分というところか。
大きな岩で囲われた野天風呂で、男女別に湯船がある。
脱衣小屋も男女別にある。

以前は、男女の温泉の境が途中までで大きな岩が仕切りだったそ
うだが、現在は完全に巨岩でふさがれた仕切り担っている。
混浴に近いように書いてあるガイドブックや、ホームページとは
程遠いものであった。

この仕切りの巨岩を乗り越して覗こうものなら立派な犯罪になる
から、ご注意を!

湯口からお湯が勢いよく注がれている。お湯は黒っぽく白濁して
いている。硫黄の少しにおいがする。
湯の花がお湯の中にたくさん舞っていて、湯の花は白と黒がある。
このときは黒い湯の花がかなり目立った。
ただし、流れ込むお湯はほとんど透明だから、上がり湯には、湯
口から湯だらいに源泉を汲んで使うとよい。



 交  通 

  (マイカー) ・外環「戸田西IC」〜関越自動車道〜上信越自動車道「妙    高高原IC」〜国道18号経由 ・・・・計約4時間    ◆燕温泉」の無料駐車場から、徒歩約10分。    【参考】途中のSAで3回くらい休憩するとして、渋滞な       しで5時間はみておきたい。



『黄金の湯』の案内


写真は、「黄金の湯」の男湯(2005.9.17撮影)
この野天風呂は、やや黒ずんだ乳白色の硫黄泉で、湯の花が沢 山混じる。黒い湯の花が多かった。本物の温泉という感じは強 いがムードのある乳白色の硫黄泉とは別物という印象だった。

@ 営業時間

A 料 金

B 温泉施設

C セールスポイント

   

D 住 所

E 問合せ先 


写真は、「黄金の湯」の湯口(2005.9.17撮影)
この湯口から新鮮な天然温泉が出ている。湯 口から出たばかりの温泉は無色透明だった。








写真は、「黄金の湯」の男湯・・・・(2005.9.17撮影)
男湯は、林を背にしてスキー場の方の山を見ると心癒される山の 風景がある。残念ながら「妙高山」や「火打山」はは見えない。 水面の少し上の岩が黒いが、普段はここまでお湯がある。このと きは、掃除のあとで、かなり温泉のお湯が少なかったのである。








写真は、「黄金の湯」の女湯(2005.9.17撮影)
東京の品川からきた「近畿日本ツーリスト」のパック旅行の女性 が女湯から上がった後にお願いして、運よく撮影してもらった。





『妙高市観光協会』の公式ホームページはこちら!



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