2. おすすめの秘湯

◆◆◆◆◆ 赤城温泉『花の宿 湯之沢館』 ◆◆◆◆◆


2−33 赤城の秘湯『花の宿 湯之沢館』

赤城温泉は、あまり知られていない温泉である。
四季折々に様々な彩りを見せる上州赤城山だが、温泉地としては筆者
も最近までノーマークなほど、ひっそりとした温泉である。
赤城山に登山して、帰りに一浴したいと思い、地図を頼りにいろいろ
探して、赤城山麓にここなら秘湯の雰囲気が味わえるはずだと、温泉
マークを探し当てた期待の温泉が赤城温泉なのである。
山間にひっそりと佇む小さな宿の「赤城温泉 花の宿 湯之沢館」。
この宿をあるホームページで知って、是非訊ねて見たいと思った。


写真は、「P音大露天風呂(混浴・時間により女性専用/貸切り可能)」

「花の宿 湯之沢館」は、果たして期待通りに、「瀬音露天風呂」から 眺める神沢川に掛かる玉簾の滝の姿が素晴らしく、温るめの露天風呂 と共に時の経つのを忘れさせてくれた。



他に、「赤城名月風呂」という内風呂と「天ノ岩戸洞窟風呂」があり、 いずれも、午後08時30分以降、朝06時00分(?)の間は、部 屋ごとに各浴室が無料で貸し切り可能と、なかなか配慮の行き届いた システムである。


写真は、「赤城名月風呂」
内湯の「赤城名月風呂」は、浴室内が明るくて、なかなかよい感じだ。 こちらも「貸し切り」が出来る。 部屋からフロントに電話して、「9時から貸し切りをお願いします。」 というと「はい。今から『貸切り中』の札を出しますから、30分程 度でお願いします。終わりましたら札を裏返してください。」という 仕組だ。


写真は、「天ノ岩戸洞窟風呂」(天候の事情等で利用できない場合がある)


「天ノ岩戸洞窟風呂」は、大雨が続いたときなどは、利用できなくな るという。 あらかじめ宿に電話して、「天ノ岩戸洞窟風呂」が雨で利用できなく ても、インターネットで紹介したいので、写真撮影は許可してもらっ ていた。 当日、運良く入浴出来て、とてもラッキーだった。 実は、丁度梅雨時のことだから、前日まで何日か雨続きで心配してい たのである。 「天ノ岩戸洞窟風呂」も、午後08時30分以降 〜 朝06時00分 (?06時30分かな?)の間は、部屋ごとに無料で貸し切り可能で ある。
 交 通   (マイカー) ・関越自動車道高崎JCT〜北関東自動車道伊勢崎IC〜国道 17号前橋方面〜「飯土井町」交差点右折〜大胡町〜宮城村 (「三夜沢」交差点直進 → 赤城温泉郷方面へ)〜県道16号 〜「赤城温泉」着〔伊勢崎ICから35分〕 【注】「滝沢温泉」への分かれ道を過ぎたら、約1.5キロで 県道をはずれ、左に入る。狭い道を約500m。駐車場 は、「赤城ホテル」の手前、右側。


写真は、「蕎麦屋『石臼碾き 喜楽庵』(自家製粉の粉で打つ手打ち蕎麦がうまい!)

※『喜楽庵』は、国道353号「三夜沢」交差点の近く。 群馬県勢多郡宮城村柏倉2189−112 電話027-283-3983

(電 車) ・JR高崎駅より両毛線〜前橋駅〜徒歩又はバス〜上毛電鉄中 央前橋駅〜大胡駅〜乗合タクシーにて赤城神社〜車で10分 【注】赤城神社〜は宿の迎えの車あり。宿泊予約時に要予約。 大胡駅から乗合タクシー乗車時に宿に電話のこと(宿泊客のみ)。



『花の宿 湯之沢館』の案内 @ 営業時間

A 料 金

B 温泉施設 ※内湯 ・・・ 混浴1(時間制で女性専用。貸切り可) ※露天風呂・・混浴1(時間制で女性専用。貸切り可) ※洞窟風呂・・混浴1(時間制で女性専用。貸切り可) 【注】「洞窟風呂」は、雨が続いたりした場合、入浴不 可のことがある。

C セールスポイント 奈良時代の書物に「赤城山に霊泉あり傷病の禽 獣集まる」とその効能が紹介されており、神経痛、リウマチ、 胃腸病、高血圧に最適な療養温泉(泉質:含芒硝重曹鉄泉。源 泉温度:44℃)として医学的にも評価が高い。 「ひしゃく」が置いてあった「瀬音露天風呂」の源泉を飲用し たら、いかにも体に良さそうな、鉄分を含む本物の温泉の独特 の味がした。      

D 住 所

E 電 話


F 注意事項


写真は、「『ところてん』を食す筆者(宿泊者のみの無料サービス!)2003.6.15」


『花の宿 湯之沢館』の食事


写真は、『湯之沢館』の夕食(京風会席料理)・・・その1(2003.6.15)



写真は、『湯之沢館』の夕食(京風会席料理)・・・その2(2003.6.15)





写真は、『湯之沢館』の朝食(「湯葉豆腐鍋」が珍しい)(2003.6.15)







◆写真で見る『赤城山周辺の観光スポット』


◆『赤城山のつつじ』


赤城山とは、 最高峰の黒檜山(1,827.6m)、そして駒ヶ岳、長七 郎山、地蔵岳、荒山、鍋割山、鈴が岳などの総称である。 妙義山、榛名山と併せて、上毛三山と呼ばれ親しまれている。


       【写真=右=『荒山高原』にて】・・・(2003.6.15撮影)



『荒山高原』は『荒山』への登山道の分岐点で、この辺りから「つつじ」
が多く見られる。













       【写真=右=『荒山登山道』のレンゲツツジとミツバツツジ】・・・(2003.6.15撮影)



『荒山』は、『荒山高原』から山頂までの登山道一帯が「つつじ」の名 所である。
又、赤城山麓の白樺牧場では、およそ10万株ものレンゲツツジが咲き、 例年『赤城山つつじ祭り』6月上旬〜中旬にかけ開催される。 今年は、6月1日(日)〜6月15日(日)の間、開催された。   6月8日(日)が最高の人出だった模様である。
問い合わせ先 富士見村観光協会 TEL:027−288−2211













◆『赤城神社の御神水』


       【写真=右=『赤城神社の御神水』を汲む行列】・・・(2003.6.14撮影)



国道353号と県道16号の交差点「三夜沢」の交差点を県道16号に沿 って北・山側に登って行く。 道なりに真っ直ぐ1Km程行く、赤城神社にぶつかる。 駐車場に車を置き、参道を登って行くと、神社の社の手前(石段の登り口) に左手へ入る脇道があり、いつでも水汲みの列が見える。 赤城神社の湧き水は近年大変有名となり、沢山の人が「御神水」と称して 汲みに来る。 何でも、神社の下から湧き出るのだそうで、それで「御神水」というのだ という説がある。 【注】ただ、保健所の「湧かしてから飲んで下さい」の看板もあるのだ。 ・・・・あぁあ、沢山飲んだあとで、あるホームページで知った!!









◆水彩画『ホタルブクロ』


     赤城温泉「花の宿 湯之沢館」に宿泊した。
     部屋や廊下に、沢山の花が飾ってあった。

ひときわ目立つ花が、「ホタルブクロ」であった。 廊下には、鮮やかな紫色の「ホタルブクロ」が飾 ってあったが、私の部屋には珍しい、ピンクの 「ホタルブクロ」が床の間に飾られていた。 赤城山では、雨が心配で有名な「ツツジ」をスケ ッチできなかったから、旅館の部屋で深夜「ホタ ルブクロ」を水彩で描いてみた。




『その他の水彩画』のホームページはこちら!




『花の宿 湯之沢館』の公式ホームページはこちら!


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