1.浦和からの温泉



1-104 明神ヶ岳登山と宮城野温泉『勘太郎の湯』


◆宮城野温泉発祥の地『勘太郎の湯』について

  2007.12.2 神奈川県は箱根町の宮城野温泉『勘太郎の湯』
 に行ってきた。

   そもそも、今回『勘太郎の湯』を訪れることにしたのは、
 「明神ヶ岳」に登って富士山を見て、下山後に入浴する温
 泉はどこが最適な温泉かと探しに探しての結論が、『勘太
 郎の湯』となったからであった。

 「明神ヶ岳」は、幾つかの登山コースがあり、箱根の仙石
 原から登るというコース(金時神社)が一般的なようである。
  しかし、その場合、下山後温泉に入るには、同じルート
 で仙石原に引き返すか、仙石原に近い宮城野温泉に降りる
 という、往路と復路とが余り変化のない登山になってしま
 う。
  
  いろいろ検討の結果、小田原から伊豆箱根鉄道大雄山線
 で大雄山駅まで行き、そこからバスで「道了尊(どうりょ
 うそん)」のバス停(=最乗寺)で降りて、「最乗寺」の紅葉
 を見物してから登山道に入るというコースが、変化に富ん
 でいて面白いし、下山ルートを「明神ヶ岳」〜宮城野温泉
 とすれば、下山直後に『勘太郎の湯』という天然温泉かけ
 流しの湯に入れるということも分った。



◆温泉案内  宮城野温泉『勘太郎の湯』

  所 在 地 : 神奈川県足柄下郡箱根町宮城野923    電  話 : 0460-2-4477     アクセス : (マイカーの場合) 【「東名高速道路」利用】          小田原厚木道路 小田原西I.C. から          11km、30分          (鉄道の場合) 【小田急線「箱根湯本駅】から          バス「湖尻・桃源台」行きで20分。          「宮城野」バス停から徒歩2分。           ■《写真右上「勘太郎の湯」の露天風呂》               ※撮影 2007.12.2                   営業時間 :(日帰り入浴) 平日  AM10:00〜PM7:00          土日祝 AM10:00〜PM8:00 休 業 日 : 金曜日(祝日の場合は営業)                         料  金 :(日帰り入浴) 入浴料 1000円          個室 2000円(3時間) 駐 車 場 : 10台程度(無料)    食 事 処 : 完備(食事だけでも1階で可能)  ●入浴施設:男女別:内湯、露天風呂(岩風呂・大理     石風呂)     ※シャワーも、上がり湯も総て源泉100%。     ※源泉の泉温 83.0度(加水等して温度調節)。 ■《写真右「勘太郎の湯」の内湯》               ※撮影 2007.12.2             ■《写真右「勘太郎の湯」の大理石の露天風呂》               ※撮影 2007.12.2       この大理石の露天風呂は、今回は男風呂。          他に、癒しの「天照石」の風呂というのがあるよ     うだが、今回は女性用の風呂だったか? ■■感想    バス停「宮城野」から徒歩2分と近い。    推測どおり、「明神ヶ岳」の登山後の温泉としては、   最適場所にあり、源泉100%かけ流しというのも嬉しい。    町中にあるという感じで、ひなびた温泉ということで   はないが、露天風呂も「岩風呂」と「大理石風呂」と2   つあり、内湯も広くて清潔である。   露天風呂からの展望は望めない。    この点が少し残念だが、登山の後の汗流しであってみ   れば「大満足」であった!   「宮城野温泉『勘太郎の湯』」の公式ホームページはこちら!

(2) 周辺観光案内

  《大雄山『最乗寺』について》   ■『最乗寺』    所 在 地 : 神奈川県南足柄市大雄町1157     問合せ先 : 0465-(74)-3121    アクセス : (電車)【伊豆箱根鉄道】          小田原駅→大雄山駅(大雄山線21分)          ※バス乗換え:大雄山駅→道了尊(どうり           ょうそん)(バス10分)          (マイカー)【東名高速道路】          大井松田インター→道了尊(20分)    見どころ: 大雄山『最乗寺』は、曹洞宗に属し全国に         4000もの門流を持つ寺である。          大変大規模な寺院の建物で、こんな所にこ         のような大きなお寺があったのか、とびっく         りさせられた。 ■《写真右「最乗寺」の本堂》               ※撮影 2007.12.2          本堂(護国殿)は、昭和29年再建。間口         15間、奥行き12間。昭和を代表する仏教         建築家、伊藤忠太氏の設計。           【年末年始の行事より】          ■除夜の鐘          大晦日の午後9時を過ぎると、新年を大雄          山で迎えようする参拝者が早々と三々五々          鐘楼の前に集まり始める。          元旦午前零時ちょうどに除夜の鐘が打たれ、          山内は厳かな空気の中にも、活気を見せて、          新年の夜明けを迎える。         ■新年大祈祷会          除夜の鐘の第一声を打たれた山主老師がそ          のまま御真殿に昇られ、道了大薩様に新年          を迎えた挨拶の祈祷が修行される。          一年の計を願ってこられた参拝者は三ヶ日          で約5万人を数えるという。 ■《写真右「最乗寺」の紅葉》               ※撮影 2007.12.2            四季を通じ、花や紅葉にと観光的にも見事         な寺だということが、帰宅後に「最乗寺」の         公式ホームページでよく分かった。          とにかく、もう一度春の花の時期に行って         みたいものである!         ※春の草花紹介          藤、椿、ヒマラヤ雪ノ下、杏、レンギョウ、          しだれ桜、八重桜、シャガ、ツツジ       「大雄山『最乗寺』」の公式ホームページはこちら!

(3)『明神ヶ岳』登山

  《『明神ヶ岳』について》   ■『明神ヶ岳』登山コースタイム(2007.1.2(日))    南浦和発0601 → 赤羽着0614/乗換え(湘南新宿ラ    イン)/0623発 → 小田原着0806/乗換え(伊豆箱根 鉄道・大雄山線)/0812発 → 大雄山駅着0833/乗 換え(バス・「道了尊(どうりようそん)行き)/0840  発→ 「道了尊」着0850【「最乗寺」の入口】   ■『明神ヶ岳』登山    「最乗寺」の境内の2つ目の赤い高下駄に向かって 左側にある橋から「登山道」となる。   ■《写真右上「最乗寺」境内の登山口》               ※撮影 2007.12.2    0920「最乗寺」の境内登山口発 → 0940砂利道と    交差(10分休憩←ヤッケを脱ぐため。砂利道を横切    り再度、登山道に入る。0950発) → 1010見晴小    屋着。    見晴小屋は廃業となったようで、建物は荒れ放題    だった。    見晴小屋の前にベンチがあり、小休止した(10分)。            ■《写真右「見晴小屋」》               ※撮影 2007.12.2     1020見晴小屋発    30分程度歩いた11:00頃から「赤土の溝のような    道」がしばらく続いた。    雨の日はぬかるみと赤茶けた土の汚れに閉口する    だろう!    ■《写真右「明神ヶ岳」山頂》               ※撮影 2007.12.2    天気は朝の内曇り、11時頃から少し晴れ間が見えて きて、「明神ケ岳」の頂上で10分程、富士山の頭が 見えてきた。     1130『明神ヶ岳』山頂着     (※10分程度「富士山が見えた!)【昼食休憩1200ま     で:おにぎりにお茶とたくあん】      ■《写真右「明神ヶ岳」山頂から見た「富士山」》               ※撮影 2007.12.2       前日の土曜日までの天気予報では、日曜日もいい     天気というので安心していた。     朝5:30に家を出たときは明けの明星が輝き、上 天気を期待していた。     しかし、小田原から大雄山線に乗り換え、大雄山 駅に着いたら、かなりの曇り空で、登山道の前半 は鬱蒼たる木立の中で、もしかしたら一雨くるか な、という具合であった。     『明神ヶ岳』山頂についても同じことだったが、 目の前に金時山、その後ろにかすかに富士山があ ることが分かり、荷物を降ろしていると、少しず つ雲が動いていて、あと少し待つと雲の切れ目が 来ることが分かり、大いに期待して待った。     そして、しばらくすると一瞬だけシャッターチャ ンスが巡って来た!     多分、多少雲がかかったときも入れて、僅かに10 分くらいの時間だったと思われる!     正に運がよかったとしか言いようがない!     富士山が拝めて、素晴らしい登山になった!     1200下山開始 → 1203頃明星ヶ岳・宮城野への 分岐の標識 → 1320宮城野地区のアスアァルト 道へ出た。     【ここから、ややこしい。直ぐ左斜め前の小道を下 の駐車場を目指して降り、そこからは「勘太郎の 湯」の看板を頼りに下へ下へと行く。徒歩10分く らい】       1330「勘太郎の湯」着【入浴1410まで】   ■《写真右「明星ヶ岳・宮城野への分岐」の標識》               ※撮影 2007.12.2     ※帰路     1415「勘太郎の湯」発 → 1420「宮城野」バス停     からバス乗車(「箱根登山バス」) → 【紅葉シー     ズンでバス大渋滞:通常は20分程度】→ 1530箱根     湯本着(70分乗車!) → 1552箱根湯本発(「箱根     登山鉄道・急行」、小田急線直通:新宿行き) →     1747小田急「新宿駅」着 → 1755JR埼京線「新宿     駅」発 → 1808赤羽着/乗換え/京浜東北線1813発     → 1825南浦和着

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