1.影信山への地獄極楽コース案内
JR高尾駅北口バスターミナル2番「小仏峠行」バスに乗り終点で降りる
バス約15分 小仏、城山方面に出かける定番乗り場

バスを降りたら右手に中央高速道路を見ながら小仏峠への一本道を登っていく。やがて急坂のヘアピンカーブで右に回り切ったところに右手に影信山への登り口があるが、ここではその右手前にある鉄柵を開けて(不法侵入のようで勇気がいる、ただし開けたら必ず閉めておくこと)中央高速小仏トンネルの上を渡る道を行く。このトンネルの上の道はいつもわき水で濡れている。昨年から鉄柵で通せんぼうしてしまったので、歩く人がいないため、道は荒れに荒れている。小さな沢沿いに倒木を跨いだりして鉄柵から8分ほど進むと右に後戻りする感じの細い杣道がある。見過ごしてそのまま行くと行き止まり。わかりにくいので先日、木にビニールヒモを付けて置いた。右側を見ながら歩いて下さい。

 徒歩約10分
後戻りする感じの杣道を100メート程行くと、左側に尾根に行く急坂道と別れる所があるので、今度はこれを左に登る。ここにも木にビニールヒモを付けて置いた。左側を見て下さい。後はひたすら先方に見えている稜線目指して登る。有るようでないような踏み跡を行くが、歩きようで地獄にも極楽にもなるのだ。距離は短いのだから焦らず休みながら登っていくと良い。

急勾配を歩き始めて8分程のところに雑木もまばらで南に開けている場所がある。ここが極楽で一休みふた休みしよう。ここから地獄が始まる、特に最後の百メートルは急勾配で、草木に手を掛けながら這い蹲って進むことになるだろう。ポケットの中の物を落とさぬように。枯れ葉に足を取られるので、この道は下りには不向きだ。やがて稜線への登山道らしい道に出くわせば、このコースのハイライトは終わりとなる。お疲れさま。

徒歩30分

汗びっしょりになってたどり着いた稜線は小下沢から登ってくる分岐路にあたる。ここを左に取って、後はまっすぐ大きな道なりに進めば10分程で小仏バス停先のヘアピンカーブ右から登る定番ルートから上がってくる道との合流点にくる。

徒歩10分 

ここからいつもの最後の急坂を約20分登れば影信頂上だ。

徒歩約20分 先日の残雪。日陰なので春まで解けずに、ぬかるみとなって登山客を悩ますところだ。融雪時期はなるべく通らないのが賢明だ。

以上、このコースは休み休み登っても小仏バス停から影信山頂まで約90分見れば悠々だ。

(写真は平成12年1月23日)