白川郷shirakawa-go
(岐阜県白川村・重伝建・世界遺産)

世界遺産として国際的に名高い、かつての秘境

白川郷は岐阜県の最北端、富山と石川に接する白川村にあり、かつては太平洋側からも日本海側からも遠い、秘境として知られた集落である。しかし近年高速道路も開通し、世界遺産になった影響もあって、観光客が年々増加している。

合掌造りの家屋が建ち並ぶ風景はあまりに有名で、説明は要しないだろう。とにかく奇跡的と呼ぶ他はない、見事な風景である。同じ合掌造りでも、富山県側の五箇山に比べて規模が大きく、数十人もの大家族が一つの屋根の下で暮らしていたという。

 現存する家屋は約60棟ということで、山の上から眺めると、合掌造りの三角屋根が密集する風景が一望できる。日本において、歴史的町並みや集落が世界遺産となっているのはこの白川郷と、隣接する五箇山だけであるが、今後は他の町並みの登録も推進して行くべきだろう。

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