鞍馬kurama |
鞍馬は八世紀、平安京遷都の後に、鑑真和上の弟子によって建立されたと言われる鞍馬寺の門前町。牛若丸がこの寺で天狗を相手に修行したという伝説は有名だ。「鞍馬の火祭り」でも知られており、祭りの夜には多くの人出で賑わう。 京と丹波を結んだ鞍馬街道の宿場町という性質も持ち、旧街道沿いに今も町並みが残る。今でもこの道は京都市北部地域への主要ルートの一つであり、交通量は多い。また、かつてこの辺りは「鞍馬炭」の集散地としても繁栄したという。 鞍馬寺本殿までは、ケーブルカーに乗って登って行くことができる。遊園地の乗り物のような、小さな車両がかわいらしい。山上の「多宝塔礼堂駅」(旧バージョン参照)は一見駅には見えない造りだ。
→旧バージョン