亀岡kameoka
(京都府亀岡市)

山陰街道が通う城下町の、知られざる町並み

亀岡は十六世紀、あの明智光秀の築城によって始まった城下町。町の中心部を山陰街道が貫いており、宿場町としての性格も持っていた。町の完成当時に町の周囲を取り囲んでいたお土居が、正誓寺のそばに今でも残る。

町家が連なって残る箇所は数カ所に過ぎないが、それ以外にもたくさんの町屋があちこちに点在しており、矢田町、旅籠町など各所で城下町の雰囲気を感じることができる。丹波篠山を思わせる妻入の建物が多いのも特徴。町中の各所に、亀岡祭で使われる十一基の山鉾が格納された、倉庫がある。

以前車で通りがかったときの曖昧な記憶と、町名の雰囲気だけを頼りに訪れてみたのだが、思った以上の町並みに驚いた。京都駅から三十分の立地にもかかわらず、観光地としての亀岡はきわめて影が薄い。おかげで静かに散策が楽しめる。

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