足守ashimori
(岡山県岡山市)

木下家が築いた陣屋を中心に栄えた、「陣屋町」

足守は豊臣秀吉の正室、北政所の兄である木下定家が築いた陣屋町。「陣屋」は小型の城郭で、城を持たない小大名の住まいのこと。足守の陣屋は残念ながら現存していない。

倉敷を思わせるような、なまこ壁の蔵造りの建物が並ぶ。重伝建地区には指定されていないが、岡山県の保存地区になっている。町並みの宝庫である岡山県は、熱心な保存政策を行っているようだ。一応岡山市内ではあるが、中心市街からはバスで三十分の距離がある。

京都の仙洞御所築造の際に余った資材で建てられたという、近水園吟風閣。岡山は何故か仙洞御所と縁があり、津山の衆楽園も仙洞御所を模したと言われている。

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