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  保命酒 白磁角徳利


 広島県福山市の鞆の浦という港町には、
 保命酒と呼ばれている名産があります。
 保命酒の起源は約350年前の万治2年と
 されています。
 大阪の医師・中村吉兵衞により生み出され
 ました。
 すでに醸造業が栄えていた鞆の浦のお酒と、
 吉兵衞の漢方の知識が合わさって、保命酒は
 生まれたのです。
 やがて江戸幕府より備後の特産品として
 庇護され、全国に知れわたるようになりました。

 この保命酒の容器として作られたのが、こうした
 「保命酒徳利」です。
 地元の岩屋焼や鞆焼などをはじめとして、備前
 焼や丹波焼・高取焼などの陶器や三田焼や
 砥部焼などの磁器の容器も用いられました。