箏の楽譜の読み方
箏の楽譜には、糸名を記載した糸譜が使用されています。
ここでは、13絃と17絃を用いて作成しました。
13絃は、低い音から順に
一(壱)、二(弐)、三(参)、四、五、六、七、八、九、十、斗(と)、為(い)、巾(きん)
17絃は、低い音から順に
一(壱)、二(弐)、三(参)、四、五、六、七、八、九、十、1、2、3、4、5、6、7と読みます。調弦は曲ごとに変えています。
縦譜と横譜の違いについて
山田流の古典曲は横書きの譜面(横譜)が用いられてきましたが、生田流では縦書きの縦譜が使用され、縦譜が主流となりました。
横譜と縦譜では、記号の表示に若干の違いがありますが、同じように使えます。五線譜に馴染んでいる方や自分で曲をアレンジしたり作曲したい場合は横譜の方が使いやすいと思います。
横譜と縦譜の違いについての対照表はこちらをご覧ください。
