ハイキング3  1999年7月7日 フィルスト〜バッハアルプ湖〜ヴァルドシュピッツ〜ボルト

バッハ・アルプ湖
 フィルスト〜バッハアルプ湖

 前日からの雨が今朝も降り続いていた。でも滞在期間は限られているし・・・・・
グリンデルワルトからゴンドラでフィルストまで上がり、そこからアルプスの山中にあるという2つの湖、バッハ・アルプ湖までハイキングした。とにかく寒い。どしゃ降りの中1時間ほど歩いて、ようやく薄氷の張った湖が見えてきた。
 
 バッハアルプ湖でスペイン人の三人組に出会った。兄妹と彼女という三人だ。雨もようやく止み、彼らと別れて私達はヴァルトシュピッツを目指す。グリンデルワルトの日本語観光案内所で、素敵なレストランがあると聞いていた。
スペイン人と記念撮影

ヴァルトシュピッツへ
バッハアルプ湖〜ヴァルトシュピッツ

 ヴァルトシュピッツまでは、今までの整備されたハイキングコースとは違って、所々で雪解け水が川のように流れて道を分断し、目印の標識もない。
 途中で霧の晴れ間から雪の残るロートホルンが見えてきた。厳しい環境の中でも、黄色や白の背の低い高山植物がへばりつく様に一面に咲き、感動的だった。
ロートホルン(2757m)

 
ボルトのお花畑
ヴァルトシュピッツ〜ボルト

 ようやくヴァルトシュピッツのレストランで遅い昼食。ソーセージの入った塩辛いスープとパンで身体を温めた。ここからボルトまでは標識もあり、最初は急な下りのハイキングコースを進む。標高が下がるにつれ、植物の背丈が伸び、花の種類も増え、色とりどりの花を咲かせている。
 ボルトでスペイン人達と再会した。彼らは私達とは別のもっと遠いルートを下りてきたそうだ。
 天気が良ければ、アイガー、シュレックホルン、ヴェッターホルンの4000m級の山々やオーバーラー・グレッチャーと呼ばれる氷河が美しい。
 
オーバーラー・グレッチャー(氷河)