クヴェトリンブルク かわいい木組の家の世界遺産の町


 ライプツィヒから、いよいよハルツ地方に向かいます。ハレとハルバーシュタットで乗り換えて約2時間、かわいい木組の中世の町並みがそのまま残る、最初の町クヴェトリンブルクに到着した。ここは奇跡的に戦災を免れたそうだが、駅に降り立つと結構大きな町だ。

 ハルツ地方は、東西ドイツが分断されていた時代には、国境付近のため、外国人の立ち入りが難しかったそうだ。うーん、東ドイツに潜入するスパイ小説を読んだことがあるぞ。クヴェトリンブルクは、東側に属していた。


マルクト広場と市庁舎
マルクト広場と市庁舎(Markt&Rathaus)

 町の中心マルクト広場と蔦がはう美しい建物が市庁舎


町の自由と公正さの象徴ローラント像 マルクト広場の木組みの家
ローラント像(Roland)
 市庁舎の正面脇にある、町の自由と法律の公正さの象徴
 市庁舎の周り、マルクト広場を囲んで、かわいい家が並びます。


聖セルヴァティウス教会

 どこからでも目立つのが、城山にある教会。女子修道院で、12世紀に建てられた。撮影禁止だったが、この内部のバジリカがすばらしい。
城山博物館

 ハインリッヒT世の居城の一つとして、919年に建てられました。見晴らしは最高!眺めの良いレストランのテラスで、ビールでちょっと休憩


Finkenherd

 城山に向かう途中、こんな面白いところが・・・右側に行くと、Finkenherd

言い伝えでは、ザクセン公爵ハインリッヒが、919年に王位をいただいた場所だとか。ハインリッヒT世は、919年〜936年の在位期間中クヴェトリンブルクに何度も滞在し、ここをお気に入りの場所としていたそうだ。
 小さな長屋の反対側は、こんな感じになっています。


↑右は1660年の家だそうだ。

 とにかくクヴェトリンブルクの町並みが美しい。ローテンブルクよりも素敵な町並みだなと思います。ハルツ地方の中では、一番良かった。

 翌朝も朝食後、チェックアウトの前に、カメラを持って町に出掛け、静かな町並みを撮ってきました。







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