ライピツィヒ ゲーテとバッハの活躍した町 |
9月3日ルフトハンザ直行便から、国内線を乗り継いでライプツィヒに到着。かつては共産圏、旧東ドイツに属していたけど、そんな雰囲気は全く無し。でも、廃墟となったビルやあちらこちらで工事中なのが目につきました。 ライプツィヒの空港で知り合った日本人の初老のご夫婦。声楽をされている奥様の願いで、ライプツィヒに5日!も滞在されるそうだ。???と思ったら、ここはバロック音楽の父バッハが、後半生オルガニスト兼指揮者で活躍したトーマス教会があるゆかりの地なのだ。 翌朝、半日だけライプツィヒ市内を観光しました。 |
アウアーバッハス・ケラー(Auerbachs Keller) ここは16世紀から営業している由緒ある酒場で、ライプツィヒ大学に通っていたゲーテもここの常連だったとか。メドラパサージュというショッピングアーケードの中にあります。 ゲーテの『ファウスト』の前半の一場面に、この酒場が登場します。入り口には、ファウストとメフィストフェレスの像があります。残念ながら朝早かったので、中に入っていません。 |
←旧市庁舎(Altes Rathhaus) クラシックな建物が立ち並び、ひときわ美しい旧市庁舎。でも第二次大戦中に破壊され、戦後再建されたそうだ。 裏手のナッシュマルクト広場には、学生時代を過ごした若いゲーテ像がある。 |
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ニコライ教会(Nikolaikirche)→ 1165年創建で、ニコラウスが祭られています。1784年〜1797年に改装され、シュロの木を模した柱は、とても美しいです。1989年、旧東ドイツの民主化要求運動の始まりとされる教会。 毎週月曜日の17時から平和への祈りとしてはじめていたミサが、民主化要求デモと発展しましたが、シュタージ(国家秘密警察)も感化して、非暴力に終始し、ベルリンの壁の崩壊の第一歩となりました。 |
トーマス教会(Thomaskirche) 1723年〜1750年まで、バッハが教会のオルガニストと合唱団の指揮者として活躍した教会。 残念ながら、バッハの活躍以後に現在の新ゴシック様式に改装され、バッハ時代のオルガンも残っていない。 |
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古いバッハ像→ トーマス教会のすぐ脇には、1908年に建てられた有名なバッハの全身像があるが、教会裏の広場にも古いバッハ像があるという。 早速のぞきに行くと、なんだ?!確かに「BACH」と刻まれたモニュメントだ。こちらは1843年に建てられたもの。 |
ライプツィヒ中央駅 お昼ごろのCEで、次の目的地クヴェトリンブルクに向かう。ここライプツィヒ中央駅は、ヨーロッパ最大級とあるように、本当に広い!パリやロンドン、ミュンヘン、チューリッヒの中央駅と比べてもはるかに巨大です。(写真で半分くらい) 駅は明るくて、地下はショッピングセンターになっています。 |