内 川 暮 雪
     (うちかわのぼせつ)


む  か   し


京 極 高 門の う た


い    ま

 木陰なく松にむもれて暮るるとも
 いざしら雪のみなと江のそら

 内川、瀬ケ崎方面の景色から遠く鷹取山から神武寺へつづく連山をとりいれた夕暮れの雪景色で、深雪に行き悩んでいる旅人の姿がよく描かれている  註 みなと江=港になっている入り江   
 冬の夕暮れ、鷹取山は静かなたたずまいである
 やがて桜の花と共に緑の森はロッククライミングの練習やハイカーたちで賑わう

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