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盛りなる花曼荼羅の躑躅かな (高浜虚子)
ツツジの名が日本で最初に現れるのは「出雲国
風土記」で733(天平5)年に大原郡の山野に生える
植物として見えますが、万葉集では九首詠まれて
おり巻第二(壱八五)に
"水伝う磯の浦みの石つつじ
茂く咲く道をまたも見むかむ"
と歌われています。 この磯の浦み(池の汀)は天
武天皇と持統天皇の子草壁皇子の宮殿の庭園にあ
り、すでにツツジが栽培されていたことが知られ
ています。 (ツツジの種類はこちら→)
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★花言葉 愛の喜び(赤)、初恋(白)、
節制(全体)
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