瀬戸神社と琵琶島弁財天

瀬戸神社
 
今から1500年ほど前、古代人が海神を祀ったのが起源とされている。
 鎌倉時代に入り、源頼朝が伊豆三島明神の御分霊をこの霊地に遷してから「瀬戸三島大明神」として多くの信仰者を集めるにいたった。
 明治6年
卿社に列格、戦後は宗教法人となり、昭和43年神奈川県神社庁の献弊使参向神社に指定された。
 現在の社殿は寛政12年(1800年)の建造、屋根は昭和4年葺き替えのものである。

あ し
 
   京浜急行金沢八景駅下車徒歩2分
     シーサイドライン金沢八景駅徒歩1分            

ガイド 
 
5月15日の春季例大祭には御輿が琵琶島弁天社まで渡御、神楽御弊招一座を奉奏する神幸式(お渡り)が行われる。夏祭りの7月7日〜14日には御輿が町内を練り歩き屋台が並ぶ。謡曲「放下僧」の仇討ち場所とされている境内は広いとは言えないが樹齢1000年ともいわれるカヤの木のほか市指定の見事なくすの木や銀杏の古木が繁っておりいにしえを偲ばせる。

瀬戸神社
琵琶島弁財天                

 国道16号線をはさんで瀬戸神社の向かい側にある。源頼朝の夫人北条政子が近江の竹生島明神を観請したもので島の形が琵琶に似ていたことから琵琶島弁財天とよばれる。
 参道入り口には金沢四名石の一つ「福石」もみえる。
        

琵琶島弁財天社

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