さくら の 種 類(出典及び画像:朝日百科・植物の世界ほか)
 

 バラ科サクラ属のうちサクラ亜属に含まれるものが一般にサクラと云われており、野生種と園芸種に
大別されます。 (注:サクラの分類については様々な説があります) 野性種は花のつきかたや実の違いにより、次の八群に分けられます。 ミヤマザクラ群……ミヤマザクラ セイヨウミザクラ群……セイヨウミザクラ エドヒガン群……エドヒガン[枝垂れたものがイトザクラ〕(関連サイト・ヤエベニシダレ) チョウジザクラ群……チョウジザクラ マメザクラ群……マメザクラ・タカネザクラ カンヒザクラ群……カンヒザクラ ヤマザクラ群……ヤマザクラ、カスミザクラ、オオシマザクラオオヤマザクラ ユスラウメ群……ユスラウメ、ニワウメ、ニワザクラ
エドヒガン
人里近くに生育するとこ ろから、このサクラの開花 を種籾を蒔く時期の目安と していた地方が多い。大木 のなることが多く、天然記 念物に指定されていり老木 も多い。
 
チョウジザクラ
名のおこりはやや太くて 長めのがく筒に比べて花径 が小さい様子を丁子の形 (ねじ釘)に見立てたもので 花柄、小花柄、がくなどに、 立った毛が密生する日本の 固有種です。
 
キンキマメザクラ
マメザクラの一種で、人里 に近い山地に生え、ほかの木 々が芽吹く前に白または淡 紅色の小さな花をつけるの でよく目立ちます。
 
オオシマザクラ
カスミザクラから分化して できたものと考えられてい ますが、カスミザクラと比べ て花も葉も大きく花は直径 3.5〜4pでいい香りがしま す。葉は塩づけすると独特の 香りを発するようになり、桜 餅を包むのに使われます。 、
 


 園芸種は200〜300種があると云われ次の四性に分けられます。

  ヤマザクラ性……ソメイヨシノ)(エドヒガンとオオシマザクラの雑種)、(関連サイト・ヨコハマヒザクラ)
 

  オオヤマザクラ性

  サトザクラ性……サトザクラ(オオシマザクラと他品種の雑種)、高砂、関山、鬱金、普賢象

  ヒガンザクラ性……ヒガンザクラ)(エドヒガンとマメザクラの雑種)
  

ソメイヨシノ
〔名の由来〕明治初年に東京・ 染井(現在の豊島区・巣鴨付近) の植木屋から、古くからのサク ラの名所である奈良県吉野山 にちなんで「吉野桜」の名前で 売り出されましたが、吉野山の 桜はヤマザクラのため、のちに それと区別するために、ソメイ ヨシノと名づけられました

 
ウコン
淡黄緑色の花の色が好まれて 栽培されます。

 
手弱女
花弁はふつう8〜14枚あり、し わの様な凹凸が多く、原木は京 都の平野神社の境内にあります が、写真中央の花のように花弁 が一重のものも稀に見られます

普賢象
淡紅色の重弁の品種で、花の 中心に雌しべが2本あり、その 下半分は小さな緑色の葉とな り、先端が少し内側に曲がって いて、その様子が 普賢菩薩の 乗っている象の鼻に似ている ので、この名がついたと云われ ます。

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