乙 艫 帰 帆
(おつとものきほん)


む   か   し


京極高門 のうた


い    ま

 沖津舟ほのかに見しもとる梶の
 乙艫の浦 にかへる夕なみ


 乙艫の海岸に漁を終えて帰ってくる帆かけ舟の景色である
 松並木と海、いきかう人は何を話しているのであろうか
 沖津舟=沖をこぐ舟                   沖には若者たちがあそぶヨットの帆が水面を走っており海の公園として市民に親しまれているが、海沿いに並ぶ松は当時をしのばせてくれる

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金沢八景の昔と今へ

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