ニチニチソウ(自然公園の花と樹)


   けふの花 咲きそろひたる日日草     山崎 寥村
      
 ニチニチソウはマダカスカル島原産で、日本には江戸時代に渡来し

ました。 熱帯の強い日差しを浴び、潮風を受けて育ったたくましさは

園芸植物になっても受継がれ、日本の夏の炎天下でも咲き続け、公害

に強い花として道路沿いの花壇やプランターとして多く用いられて

います。

 ニチニチソウのひとつの花の命は数日ですが、毎日絶えることなく

咲くのが名前の由来です。 根は古くから薬用にされ、園芸的に改良さ

れたものは有効成分が少ないので、薬にするのは原産地の野生種が栽

培利用されているようです。  


キョウチクトウ科 ニチニチソウ属
花言葉 「楽しい思い出」
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花の見ごろ 7月下旬〜9月上旬
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