イチョウ(称名寺)

 
 秋の陽を浴びて称名寺の阿字ケ池のほとりには3本のイチョウの古木が水面を染めています。

   ”ぎんなんが落ちたる後の風の音” (中村汀女)

 阿字ケ池の名は梵字の「ア」を形どって作られたことからと言はれますが、ここでは野鴨やあひる達が羽を休め、鯉や亀が訪れる人々を楽しませてくれます。また水の中には金沢の四名石()の一つ美女石も見えます。

横浜市指定銘木 樹齢500年、幹周2.7〜3.6メートル 

称名寺までのあし 京浜急行「金沢文庫」駅下車 徒歩12分、 シーサイドライン「海の公園南口」または「海の公園柴口」駅から徒歩10分。


 
 

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 イチョウ(いちょう科)
 
 成長が早く、しかも長命な落葉樹で、北海道から九州まで栽培され、樹高約40b
幹の直径5bに達する。
 中国原産といわれるが、古くから中国、朝鮮半島、日本で仏教寺院などによく植えられ、各地に巨木が見られる。

(朝日百科、植物の世界より)