は  す(光明寺)

 夏の昼下がり、鎌倉材木座にある古刹の池には薄紅色の花をつけた蓮が、静かにその姿を見せています。 
 ここ光明寺は仁治元年(1240)北条経時が佐助谷に建立した蓮華寺が前身と言われています。 
 お釈迦様が愛したと言われる蓮の花を前に、ご本尊の阿弥陀様は美しいやさしいお顔でおわします。

 はすの花言葉「雄弁」はエジプトで「はす」が雄弁な神様に捧げられていることに由来しています。

あ し
 JR横須賀線鎌倉駅から小坪経由逗子駅行きバス10分,逗子駅(又は京急新逗子駅)からは小坪経由鎌倉行きバス20分光明寺下車徒歩1分。

みごろ
 7月下旬〜8月上旬。

 光明寺は蓮池のほか京都の竜安寺を思わせる石庭壮大な山門広々とした境内など浄土宗関東総本山の名にふさわしいお寺です。
(照会先 光明寺TEL0467-22-0603) 


 はす(蓮)
スイレン科の多年草。インド原産。古く大陸から渡来した。池沼・水田などに栽培。長い根茎を有し先端にゆくほど肥大しひげ根を出す。葉は水面に抽出し、円く楯形で60a内外に達し、長柄を有する。夏、白色または紅色などの花を開く。普通16弁で昼間開き、夕方しぼむ。果実・根茎(蓮根)などを食用。(広辞苑)
   

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