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ブラシの木はオーストラリア原産で、日本には明治中頃に
渡来、暖地に栽培されるようになりました。
ブラシの木は赤いブラシのような花を咲かせますが、濃
い赤色のブラシの毛のように見えるのは雄しべで、別名 カ
リステモン(Callistemon)は「Kallos(美しい)+stemon
(雄しべ)」が語源です。
種子は実に入ったまま樹上に残り、山火事などの時に実が
開いて中の細かい種子が風に乗って散布されます。これは
山火事でまっさらになった土地に素早く芽を出して、その
土地一帯の優先種になるためといわれます。
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