ボタンボウフウ(自然公園の花と樹)



防風に沖より くもりそめにけり   三浦汎司

 ボタンボウフウは石川県と関東以西、四国、九州、南西諸島

の海岸地方に分布し、若葉を積んで食べるので食用防風ともい

われます。

 ボタンボウフウ(牡丹防風)はカワラボウフウ属の一種ですが、

葉がボタンに似ていること、邪悪な風による病を防ぐ=防風邪

の薬物に利用されることから、この名がつけられました。

 沖縄では“一株食べると一日長生きする”として長命草(ちょ

うめいそう)とよび、薬草として、あるいは刺身のツマとして

も利用されています。




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 セリ科 カワラボウフウ属
花言葉 長い時間のつながり
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の見ごろ 8月中旬〜9月中旬
連サイト金沢自然公園
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