(2015年)

2015年
12月
●12月9日 子どもの貧困対策で質問しました
11月
●11月29日 『子どもが変わる、食べ物のはなし』の学習会に参加しました
10月
●10月5日 戦争法案が強行採決。でもこれからが頑張り時(どき)ですね
9月
●9月10日 雑談中心しかも中身がいい「憲法井戸ばたゼミ」をはじめました
7月
●7月1日 市議会で、再び熱中症予防と消費者保護対策の強化を求めました
1月
●1月20日 必ず強まる!安倍自民党の悪政に身近な政治でも歯止めを!

 2015年12月9日(水)
 

子どもの貧困対策で質問しました。

●ようやく子どもの貧困が社会問題として注目されてきました。国も極めて重い腰を上げてきています。「子どもの貧困対策推進法」や児童扶養手当・保育料・などです。これも私たち自身がしっかり取り組んでいくことがないと安倍政権の「選挙目当ての宣伝」に終わりかねません。

 以下は、私の12月9日の甲府市議会での冒頭の質問です。

●・・・「日本社会の子どもの貧困が急激にすすんでいます。OECD(経済協力開発機構)諸国では、最下位クラスとなり、1人親世帯では実質的に最下位国となっています。

 特に大きな問題とすべきは、日本では所得再分配の機能が逆に働いていることです。

 所得再分配とは、累進課税制度や社会保障で社会の貧富の格差を是正し、誰もが安心して生活できるための仕組みです。大企業や高額所得者などの富裕層から応分の税負担をもとめ、それを社会保障給付などで、所得の低い人も 人として公平な生活ができるようにすることです。

 しかし、日本のこの間の政治では、所得再分配後にかえって子どもの貧困率が悪化しています。残念ながら、このような国は他にはありません。

 政治の貧困が、親の貧困と、子どもの貧困を生み出しています。

 このような事態は、 憲法25条の「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という生存権をも踏みにじるものです。

 ようやく2014年に「全ての子どもたちが夢と希望を持って成長していける社会の実現を目指す」として「子どもの貧困対策推進法」も施行されましたが、

 その内容を具体的にしっかりしたものにするのか? それとも形ばかりのうたい文句だけとするのか? これからの国の政治と共に、地域の市民生活に責任を持つ自治体の政治にかかっています」・・・

●今回は、今までの制度の充実を強く求めました。保育料・就学援助制度・奨学金・入学準備金・医療扶助世帯の受療証の改善などです。特に就学援助の甲府市の援助率の低さの改善を強く求めました。甲府市長も方針に掲げている「子ども最優先のまちづくり」に貧困対策を主な柱とするためにしっかり取り組んでいくつもりです。


 2015年11月29日(日)
 

『子どもが変わる、食べ物のはなし』の学習会に参加しました

●今日11月29日、この学習会に参加しました。長野県真田町の大塚貢先生の講演とパネルディスカッションですか、パネラーにも指名されましたので、がんばって資料も作って参加しました。会場には多くの参加者、大塚先生のお話も良かったのですが、皆さん真剣に聞き入っていました。パネルディスカッションも良かったと思います。

●甲府市は、もっと米飯給食を入れるべきです。現在小学校は週2.5回ほどですが、全国の平均は3.5回以上にもなっています。また地産地消を進めるべきです。

米飯給食実施状況 山梨・甲府の低迷

  全国平均 2014年では 学校平均 週3回以上が95%
                           3回から4回88%
  山梨平均 2014年では 小学校2.99回 甲府市2.5回
                   中学校3.28回 甲府市3回 

●またアレルギー対策も食器の強化磁器への切り替えも遅れています。これらのことを保護者の人たちと一緒になって取り組んでいきたいと思いました。


 2015年10月5日(月)
 

戦争法案が強行採決。でもこれからが頑張り時(どき)ですね

●「憲法違反!」「戦争ができる国になってしまう」「審議がつくされていない」と多くの国民の不安と怒りと反対のなかで強行採決されてしまいました。でも、闘いはこれからです。

●最悪の政治の頂点は「戦争」です。その戦争は、それまでの政治の継続であり、延長線上にあります。したがって最悪の戦争のすそ野にいくつもの悪政があります。そしてそのすそ野も大変な事態となってきます。

●第11条の基本的人権、第13条の幸福追求権、第21条の表現の自由、第23条の学問の自由、第25条の生存権、第26条の教育権、第27条の勤労の権利、・・・・などなど。つまり第9条だけではなく全てが脅かされています。だからこの事態に苦しむ全ての人とつながりが持てます。つながりを強めて「平和のうちに生存する権利」を求めていきましょう。

●悪政を強行している人たちは「日本人は忘れやすいから」と思っているようですが、しっかり強行採決した9月19日を忘れないために、

これから毎月19日 甲府駅南口信玄像前集会から駅北口広場までの行動 

を行なっていきます。ぜひ多くの方のご参加を!




 2015年9月10日(木)
 

雑談中心しかも中身がいい「憲法井戸ばたゼミ」をはじめました

●山田の事務所で「憲法井戸ばたゼミ」をはじめました。9月8日が初日で東條正人弁護士による『憲法と安保法制』です。20名の参加で楽しくやれました。次回は、9月29日で加地章郎氏による「安倍談話と歴史的な事実」です。関心のある人は、ぜひご参加下さい。


 「憲法 井戸ばたゼミ」をはじめます

 戦争関連法案がいよいよ大詰め、憲法9条が崩されようとしています。でも実質の闘いはこれからです。そして戦争という最悪の政治のすそ野には、様々に知られていない悪政や、様々な事実と異なる考え方が一杯です。

 そこで、粘り強く、元気に取り組むために『憲法 井戸ばたゼミ』をはじめます。その趣旨は簡単・明瞭です。憲法を守るために、様々なレポーター講師を囲んで雑談中心の学習会です。お気軽にご参加を!!

当面のテーマと講師です。このあともテーマを決めて行ないます。

   ①9月8日(火)午後6時30分より7時50分 ※終了しました
      テーマ:憲法とは国民を守るものです
      講 師:東條正文氏 元山梨県弁護士会会長

   ②9月29日(火)午後6時30分~7時50分
      テーマ:安倍談話と異なる歴史的な事実とは
      講 師:加地章郎氏

   ③10月6日(火)午後6時30分~7時50分
      テーマ:憲法25条も危ないー医療と介護の―
      講 師:山田厚 全国労働安全衛生研究会

   ④10月30日(金)午後6時30分~7時50分
      テーマ:原発事故とその後-甲状腺がんと命―
      講 師:中野裕子氏 生活クラブ生協前理事長

   ⑤11月1日(日)午前10時集合~午後4時30分        
      野外研修:リニアでどうなる甲府盆地
      御坂の実験線の高架から早川町までの研修。
      全員で高架の高さ確認のため風船を上げてみます。

   ⑥11月25日(水)午後6時~7時50分             
      テーマ:いま雇用はどうなっているのか
      講 師:岩浪正裕氏 雇用関係公務員

   ★これ以降のテーマと講師のお願い

    専門的な方も大歓迎ですが・・・素人レポーターこそ大歓迎です

   ★今、お願いしている方です
    ○環境問題について川村晃生氏 (慶応大学名誉教授)
    ○食料問題    板野斎   (山梨大学)
    ○教育問題    (山梨県教組) 
    ○子どもの貧困  小尾栄子  (山梨県立大学)

   ★これからのテーマです
    ◎歴史教科書-育鵬社の教科書の感想会
    ◎公民教科書-育鵬社の教科書の感想会
    労働法『改正』―女性の権利、労働時間、派遣
    ТPP・税制度・消費税、地方自治、防災、年金と高齢者雇用
    マイナンバー、秘密保護法など


   参加費:コピー代お茶菓子など100円または200円
       ※月1回か2回程度
   会 場:山田厚 事務所
       ※甲府市北口3―7―13 ℡055-253-6790

   主 催:憲法井戸ばたゼミ お誘い人代表 山田厚
   運 営:伊藤 窪田 山田 

チラシはこちらからダウンロードできます。(PDFファイル/2ページ)



 2015年7月1日(水)
 

市議会で、再び熱中症予防と消費者保護対策の強化を求めました

●市会議員選挙の改選後、初めての定例市議会本会議で質問しました。テーマは熱中症予防の対策の強化と物価が高騰していることや年金情報が流出していることに対しての消費者保護行政の充実です。

●熱中症予防対策については、暑い地域の甲府市ですから、よりしっかりした対策を求めました。防災無線放送やメールの強化や設置された公的施設のクールスポットに冷水機をおくこと、今後の計画として自治会の公民館にエアコンの補助制度をつくることなどを求めました。

●消費者保護行政については、生活必需品の物価が高騰し、また消費者問題のトラブル・犯罪が多くなり、ますます市民からの期待が強いにもかかわらず、その対策が遅れていることを指摘しました。特に肝心な予算額が極めて少ないことも問題だとしました。

●以下は、そのとき活用したパネルです。







 2015年1月20日(火)
 

必ず強まる!安倍自民党の悪政に身近な政治でも歯止めを!

●安倍政権が、大儀なきいきなりの解散で2/3もの議席を獲得しての大勝でした。投票率も低く52.6%と戦後最悪(小選挙区)でした。国民の棄権と小選挙区に助けられての安倍自民党の勝利といえます。大企業のための政治は、富裕層をますます豊かにしても、国民生活・平和・労働と雇用・教育は、ますます苦しいものにされていきます。そのことは確実です。

●今回の解散は「いまだから解散」とも言われていました。確かに安倍政権の「悪政の結果」には気がついている人もいますが、多くの国民は体験するなかで気がつきます。この時期の解散は誰がみても明らかな「悪政の結果」の手前で行われたものです。だから「いまだから解散」なのでしょう。

●これから4年間の安倍政権の暴走はますますひどいものになっていきます。そこで、安倍自民党は、「悪政の結果」による「国民の審判」を避けるために、憲法をはじめ法制度も改悪し選挙制度をさらに自民党の有利にするでしょう。また労働・雇用、社会保障の法制度も改悪し、貧困をすすめ、政治のことなど考えられない不安状態に国民を追い込むでしょう。

●しっかり、頑張りたいと思います。国の政治と共に自治体の政治も重要になってきました。生活とつながっている身近な政治で、安倍政権の暴走の具体的なあらわれに歯止めをかけていく必要が強まっています。そして多くの市民に少しでも早く気がついてもらうことが問われています。

●私も、気持ちを新たに自分の持ち場で頑張っていかねばと思っています。