「しし座流星群を見るぞ(A^^;)旅日記」−2・感動−

さて、上諏訪の駅のコインロッカーに荷物を預けた私たちは、駅前からタクシーを利用して「原田泰治美術館」へ。(駅から車で7分 徒歩30分 諏訪ICから車で10分) 国道20号線を下諏訪方向に向かってすぐの線路下をくぐり、ホテル南湖荘の前を諏訪湖へ直進します。諏訪湖までは、駅から徒歩で余裕の距離です。諏訪湖に突き当たる形で左折すると、諏訪湖畔沿いを辰野方向へ。
車窓からは、左手にヨーッロパ風のレトロな建物の片倉館(とても温泉とは、思えない)、右手に湖畔公園と、おやこはくちょう丸(遊覧船)の乗り場をすぎて、ヨットハーバーへさしかかります。「夢唄」のジャケ写が、このあたりで撮影されたのではないかという話を聞いたことがあります。真偽のほどは「?」ですが、そうだったらいいな〜。原田泰治美術館が見えてきました。上川大橋を渡ると、もうすぐそこです。

原田泰治美術館は、諏訪湖のほとりに建つ二階建て。すっきりとした3色使いのイメージロゴが目立ちます。ロケーションは、かなりいいですね。すぐそばに、ボート乗り場もあります。さあ、中へはいりましょう(笑)(観覧料:個人 おとな800円、中高生400円、小学生200円、身体障害者(おとな)400円)は、良心的でお安いぐらいかも。7月19日の開館から4ヶ月。開館記念展ということで「日本のふるさと四季展」が開催されていました。一階の第1展示室は、絵本「やまのおみやけ」の原画14点(これは、一人娘美室さんのために作った初めての絵本)をはじめ、長野冬季オリンピックポスターの原画など、17点が展示されていました。私の好きな「早春の停車場」もありました(^◇^)

二階の第2展示室入り口では、原田さんとまさしさんの笑顔の大きなパネル(入館時にもらったパンフレットと同じ)が、お迎えしてくれます。いや〜、この笑顔の二人、なかなかいい表情です。とくにまさしさんが、カワイイ(爆)。思わず「いい子いい子」してしまいたくなりました(笑) ささ、絵も見ましょうね(A^^;)

こちらは、朝日新聞の日曜版に1982年から1984年まで連載されていた「原田泰治の世界」作品が66点、100号の作品が3点展示されています。100号の作品の中には、あの「セントラルパーク」もありました。これ、見たかったんですよ。この絵のなかに、「まさし君のコンサートトラックを描きいれておいたよ。」という原田さんの微笑ましいイタズラがあると聞いていたから(笑)
原田さんの本職は、グラフィックデザイナー。決して画家ではなく「趣味で絵を描いているんだよ。」とまさしさんは言っておられましたけれど、あったかくて懐かしくて優しい気持ちにさせる絵ばかりでした。空から描き始めると聞いたことがあります。キャンバスじゅうを空にしてから、一番遠い地平線を描いて、それから森を描いて今度は森だらけにして、近くを描く。家と人物は最後の最後なんですね。点描がお得意なんだなと思いました。葉っぱの一枚一枚やトタン板のスジまでほんとに細かいんですよ。ため息がでるくらいでした。 原田さんが、絵の人物に顔を書き入れないのは、「こんなに細かく丹念に描いた絵、ぬり重ねた絵に、目鼻口をいれてしまったら、見る人は腹いっぱいになってしまうだろうという配慮からそうしているのです。目鼻口は、絵を見てくれる人の心の中に「ああこの子笑っているな、話しているな、鳴いているな」と、自由に想像してもらおうと思っているのです。」(原田さん談:講談社カルチャーブックス「原田泰治 心のふる里を描く」)という理由からだそうですが、目鼻口などなくても、十分に作者のハートの暖かさが伝わってくるようでした。

諏訪湖が一望できるティールームでちょっと一休み。すごくいい景色です。曇り空が湖面に映って、寒々しく見えたけれど、晴れた日にはたぶん諏訪湖がキラキラ輝いて見えるでしょうね。
私たちは、ケーキセット(690円)を注文しました(笑)蘭子さんは、りんごと洋ナシのタルト、私はチョコレートケーキです。(太るな〜コレ(A^^;))

ティールームまえのロビーでは、ずっとビデオが流されていました。確か、まさしさんが出てくる場面もあったはずなんですが、時間がなくて見ることができませんでした(T_T)次はゼッタイに見るぞ〜!っていつになることやら(A^^;)でもまた行きたいです。次はぜひ、原田さんとまさしさんの約束の「ジャカランダの丘」の絵を見たい!!
1階のミュージアムショップには、もちろん原田さんデザインのテレカやハンカチ、腕時計や書籍が販売されています。いろいろと目移りしながら、「やっぱりこれ!」と買ったのは、まさしさんが原田さんを知るきっかけになった絵本「さだおばさん」です(笑)ず〜っと、欲しかったんですよ。「ほんとうに雪が降っていると思った。」とまさしさんが感動した絵本でしたよね。当時はポプラ社から出ていましたけれど、今は講談社になっていました。

さあて、駅まで大急ぎで戻らなくてはいけません。すでに3時を回っている。今頃になって、お日様が顔を出しました。今日のお宿は蓼科の東急リゾート内にあるペンション。茅野駅発16:20の無料送迎バスに乗れないと、バス便もないところです。タクシーで30分くらいかかるそうな(A^^;)

しかし、こういうときに限ってタクシーって捕まらないんですよね。なんとか上諏訪まで戻ったはいいけれど、上り列車(15:41発)に間に合いません。急きょ茅野行きのバス(15:53発)に乗ることにしました。さてさて、ここからがこの旅のメインになるんですが、波乱ぶくみになってきましたよ〜(A^^;)
つづく