とっておきディナーショー・ネタバレ
曲目しかメモを取らなかったので、話が前後しています(^_^;)まず、鶴瓶さんと女性アナ(柘植恵さん)のトークで始まりました。
この日の楽曲は、ぜんぶ鶴瓶さんが選曲したものだそうです。まさしさんとは20年来の友人という鶴瓶さん、どんな曲を
選ばれたのか楽しみですね。
まさしさんは、ステージ右(上手)から登場。そのときの、わざと作った「すまし顔」が、玲子さんによく似ていました。
エレキのアンプにわざと躓いて、笑いを取っていました。(小椋佳さんの「歌談の部屋」にゲスト出演したときも、わざと
躓いておられましたね(笑))公録ならではのお客さんの緊張が、一瞬にしてほぐれた感じです。きっと、そういうことも考えて
おられたんでしょうね(^^)
まさしさんの衣装は、襟の部分がキラキラのタキシード。今年のWORLDコンサートで1回目のお色直しで着ておられました。
声の調子は、とてもよかったです。
1.案山子
まさしさんから選曲を任された鶴瓶さん、なかなか決められずに困ってしまって、まさしさんに相談しようと電話をかけると
「この人、いつもゴルフやねん!人が一所懸命、考えてるのに」だったとか(笑)
鶴瓶さんに暴露されても、まさしさん、とっても嬉しそうでした(笑) このディナショーの企画を知ったとき、すぐに鶴瓶さんに
選曲を依頼したそうです。鶴瓶さんは迷いに迷って(400曲以上ありますからねぇ)やっとの思いで選んだのが、それでも
40曲あったそうです。中には、通好みの曲やとてもテレビでは歌えない曲?もあったとか。それからさらに絞り込んで、
10曲に決まったというお話でした。
「今夜のディナーショーは、歌を召し上がっていただきます」とまさしさん。1曲目の「案山子」は卓袱料理で言うと
「尾鰭(おひれ)」です、と言われました。卓袱料理は、長崎の郷土料理(日本料理、中国料理、オランダ人が持ち込んだ
南蛮料理がミックスされたもの)で、「尾鰭」は、まず最初に出てくる汁物(スープ)なんですね(笑)
ステージを下りて鶴瓶さんのそばへ行くと、まるでレストランの支配人のような素振りで(笑)鶴瓶さんに「メニュー」を差し出し
ました(^^) 前菜に・・・産地直送の「北の国からサラダ」はいかがでしょう。倉本總という人が作っています。
もうひとつ、「秋桜」のマリネもご用意いたしました。ソースはいかがいたしますか?と、鶴瓶さんに尋ねていました(笑)
ソースは4種類。1つ目はギター1本(まさしさんだけ)2つ目はギター2本(まさしさん+石川さん)3つ目は、ギター2本
+ストリングス、4つ目は総ざらいソース(ギター2本+ストリングス+ピアノ(メンバー全員))
どれも皆、美味しそうですねぇ(笑) ちなみに、鶴瓶さんが選んだのは総ざらいソースでした。当然でしょうね(A^^;)
「では、総ざらいソースで。特別にレモン添えで・・・」とまさしさんが言うと、鶴瓶さんは「この『檸檬』がまたいいんですよ」
とコメントしていました(^^)
2.北の国から
3.秋桜
4.檸檬
鶴瓶さんの肩に手をおいて、そのまま歌い出したまさしさん。ゆっくりと、テーブルの合間を歌いながら歩いて行きます。
さすがに、隅っこの私達のテーブルのところまでは来てくださらなかったけれど(T_T)
でも、ちゃんと視線は合いました(*^^*)(と、勝手に思っています(爆))握手をしてもらっている人も何人かいました。
いいなぁ(笑)
「今度はワインを召し上がっていただきます」>まさしさん。アメージンググレースと言うぶどうを使った15年もののワイン
でした(笑)
「風に立つライオン」は、モデルになった柴田先生から聞くアフリカの話を歌にしようと思って、何度も書き直しては
15年かかった。最初タイトルは「キリマンジャロの雪」だったそうです。恋人から来た手紙というのは、書き出したときには
どんな手紙の内容かは決めていなくて、書いているうちに決まった。そして最後に「風に立つライオンでありたい」と書き終えた
ときに、タイトルの「キリマンジャロの雪」をジャッジャッと消して「風に立つライオン」に決めた。15年考えて30分で書き
上げた曲なんです。
もう1本は、今年作ったばかりのワイン、ヌーボー。「これは、ロンドンデリー種のぶどうを使っています」>まさしさん。
信州で僻地医療をしている友人の医者(お名前を出されませんでした)が、「おらぁ、ライオンにはなれねぇけど・・・八ヶ岳に
立つ野ウサギぐらいにはなって頑張るよ」と言ったのをヒントに作られたそうです。
5.風に立つライオン
6.八ヶ岳に立つ野ウサギ
こんな早い時間に『風に立つライオン』が出てくるなんてビックリ!『八ヶ岳に立つ野ウサギ』と対で聴くと、また両方とも
良い曲ですねぇ。『野ウサギ』の時、まさしさんは歌詩を噛んでしまってもう1回歌い直されました。え?なんでこんなところで?
と思うような歌い間違いだったんです(A^^;) 「コンサートでなくてよかった。生じゃ、取り直しできないから」と言いながら、
申しわけ無さそうに深々とお辞儀をされました。
実は2回目もちょっと・・・今度はメロディがあやしかった(A^^;) この曲、カットされてしまうんじゃないかがちょっと
心配ですが、あまり気にするようなことではないのかも知れないですねぇ。私の席から、まさしさんが見ているモニターが
ちらっと見えたんですが、歌詩がスクロールするのがちょっと見づらかったです。それで歌いづらかったのかなぁ。
まだあまり歌いこんでいない新曲だし。
「私みたいに、曲がヒットするたびにいろんなことを言われた歌手も少ないでしょう。軟弱、マザコン・・・」>まさしさん。
誰かがまさしさんのことを、実際には知りもしないのに悪く言うと、鶴瓶さんは「いや、そんなヤツじゃない。
一度会ってみてごらん」と庇い続けてきてくれた。今回、鶴瓶さんが選んでくれた曲にも、鶴瓶さんのそんな思いを感じられたと
言うまさしさん。「ぼくら歌い手は、こういう仕事ではヒット曲があればそれを中心に歌うけれど、今回はテレビではなかなか歌う
機会が少ない歌も、歌わせてもらえて嬉しい」と言われました。
鶴瓶さんが選んでくれたのは、アルバムで言うと3,4番目に入っている曲(LPで言うとB面の2曲目のような)が多かった。
或いはラストの曲。アーティストの立場からすると、ほんとうは最後の一曲を歌いたいために、1枚のアルバムを作ることがある、
と話されました。「精霊流し」「無縁坂」がなかったことに、私はほっとしていたんですが(名曲ではあるけれど、もっと違う
さだまさしの一面も他の人に見て欲しいと思っているので)鶴瓶さんも「『精霊流し』だけが、さだまさしじゃないで〜」と
言いたかったんでしょうね。
「メインディッシュは、新しいアルバムから2曲。間に、20年以上前の曲を1曲はさんで「三段重ね」でお送りします」
>まさしさん。まさしさんが「舞姫」を歌うと言われた時、客席の数人の女性から拍手がありました。
やっぱりこの曲、女性に人気がありますね。私も好きな曲ではあるんですが、女性ファンのほとんどがこの曲が好きというので、
何がそんなに女心をくすぐるのかなぁ?といささか不思議に思うようになりました(A^^;)
舞姫の一途な思いに、自分をかぶせているのかもね。さだファンの女性って、一途な人多いから。曲そのもののリズムやアレンジ
とか、まさしさんが踊るようにバイオリンを弾く姿がカッコイイ(色っぽい?)と言うのもあるんでしょうけれど。
7.舞姫
8.まほろば
9.月蝕
「途中、目の前が真っ白になることが3回ありました」>まさしさん。確かに、この並びはハードですよね。でも、とっても
よかったです。もおっ、たまりませんわぁ!!(爆)もしかしたら、今年の(本当の)ディナーショーではこの順番かしら? ディナショーに行きたくなってしまうような、歌唱と
素晴らしい演奏でした。かなりハードだったと思いますが、まさしさん、かっこよかった〜!!
この日の「舞姫」は、今まで見た以上に踊っていました(笑) 私の席からは、まさしさんの横顔しか見られなかったんですが
(去年よりはマシ。去年は後頭部だった(A^^;))ステップを踏みながら、まさしさんが思わず照れ笑いをしたのを見逃しません
でしたよσ(^^) 「まほろば」は、ず〜っと好きな曲(私の「さだまさしベストテンの中では、常に1位なんです)なので、
もう何も言うことはありません(笑) 「月蝕」も聴くたびに、もっと好きになる曲です。
10.道化師のソネット
ラストにこの曲は意外でしたが、個人的には嬉しかったです(^^) デザートとしては、申し分無い甘さ、爽やかさですよね。
まさしさんの優しさや強さが、さりげなくよく表れている曲だと思うし、鶴瓶さんもそう思って選ばれたのなら素敵だなぁと
思いました。
何より「笑ってよ〜、君のために〜」と言うフレーズが、今の私にはとっても胸に響きました。ありがとう〜!
やっぱり、マイダーリンよね(笑)(xx)\(~~)(違うって!)
まさしさんが退場されるとき、思わず手を振ったら振り返してくれました。私達のテーブルへでしたけど(A^^;)、
きっと私に振ってくれたと思うことにしました(笑) みんなそう思っているでしょう(笑)
最後に鶴瓶さんが「(軟弱なんて言われたけど)あの人は、ほんとは強い人なんです。それに、ほんとは喧嘩っ早い人なんです。
だからずっと、こんなにいい歌を作ってこられた。ほんとに優しい人なんです」と言われましたが、私がいつも思っていることと
同じでとっても嬉しかったです。