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2002年8月23日  トンネル虫の冬支度? 


昨年の2月20日の虫日記「トンネル虫の正体はハチ」に登場した彼らの姿・・・・
覚えていらっしゃいますか?

冬のバラの木の髄に穴ぼこが・・・

中を割って見ると、
縦にハチが詰まっていました
そう、小さなハチ(イワタチビツヤハナバチ)が越冬しているのでした。
**2001年虫日記より**


そして、この夏・・・

ノバラを挿し木して、放りっぱなしで枯れたバラに、何やら黒いお尻が見えました
ああ、冬に出会った、あの小さなハチのようです。

じっと見ていると・・・

一心不乱に掘っているようです。

一向に、やめようとしません。
姿を見たかったので、ふっと息を吹きかけると、

数秒、穴ぼこから姿を見せてくれました。

でも、すぐにまた穴に頭を突っ込んで、
掘り始めたのです。
夕方になり、見に行って見ると、姿はありませんでした。
そこには、1センチほど掘り進められた穴があったのです。

翌日、日が高いうちに見に行って見ると・・・いました、いました。
また、前日と同じように一生懸命、穴を掘っているのでした。
何日かけてどのくらい掘り進み、
そして、いつそこへ、何匹入居するのか・・・
興味は尽きませんが、全く見当もつきません(^^ゞ

活発に動き回れる夏の内に冬支度を整えることは、
迫り来る季節の変わり目を
いち早く察知しているからでしょう。
2002年11月現在・・・
例年になく早い冬がやって来ています。
彼らの姿は全く見えません。もう既に冬眠体勢に入ったのでしょうか?
枯れ枝にはぽっかりと穴だけが開いて、中は見えません・・・
可愛そうなので今年はそっとしておくことにしました。



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