No.02-a
Trip to
Siretoko&Nakashibetu
第1章「…え?逆方向!?」の巻き

行く前には本を読んで予習♪ |

女満別行きに搭乗なのだ! |

可愛い緑色のチビ飛行機♪ |
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2011.2.25(fri)〜27(sun)
「知床・ウトロ〜中標津へ」1日目
特別番外編:夫婦2人で行った道東「知床&中標津」の旅行記です。長いです。(笑)
サスケはドッグホテルでお留守番だったため登場しませんのであしからず。
私達には北海道に住んでるうちに是非行っておきたい場所がある。それは知床半島!同じ北海道とはいえ知床半島はやっぱり別世界。
道外に住んでいて、もし2〜3泊くらいで北海道旅行を計画したら、やっぱり、「札幌に泊まって〜、小樽で美味しいもの食べて〜、函館の夜景も見て〜、可能なら足を伸ばして旭山動物園か富良野あたりにも行きたい!」という感じのプランになるのが普通だと思う。もし知床に興味があったとしても、距離もあるから同じプランにねじ込むことはかなり無理がある。「じゃぁ、またの機会にしよう」と思っても、費用など考えるとそう簡単に「またの機会」がやってくる事もなく、そうなると世界遺産として登録されている知床半島には結局行けず…という事になりがちだよね。
だから、絶対に北海道に住んでいるうちに行っておきたい!と思ったのだ。それに、この3月で私達は結婚15周年を迎える♪たまにはサスケ抜きの夫婦水入らずで、豪華に旅行を楽しむのも悪くないんじゃない?と思ったりもした。ちなみに、北海道に住んでいる人間でも知床にわざわざ旅行に行く人は少ないようで、職場の皆には「えぇ〜!何で知床?しかもこの寒い時期に!」と思いっきり変人扱いされたョ。(苦笑)
1年で1番寒い2月のこの時期に行くのには勿論ワケがある。それは流氷とともに、天然記念物でもあるオジロワシ、オオワシを見る事ができるから!「生き物好き」を超えて「生き物マニア」となりつつある私にとって(え?もうなってるって?汗)、絶対にはずせない鳥なのだ!
ついでに。今回のこの旅、2日目は同じ道東でも中標津(なかしべつ)に向かう予定。そこでもやはり天然記念物である「シマフクロウ」や「エゾクロテン」を見るのが目的なんだよね〜。そう、今回はズバリ!『祝!結婚15周年〜野生動物に会いに行こう!〜』という生き物三昧な旅なのです。(笑)
8:30。サスケをペットホテルのお迎え車に乗せて見送り、初体験となる「水道の水抜き」をして、セキュリティーをかけて、いざ出発。まずは千歳空港へ向かう。そこから女満別空港へ飛ぶのだ。千歳空港へ向かう快速エアポートという電車に乗り込み、ワクワク旅行の話をしていると、耳に入ったのが社内を流れるアナウンス。
「次の停車駅は南小樽〜南小樽〜」
「へ!?」
「嘘でしょ?コレ、逆方向じゃない??(大汗)」
血の気が引いて青ざめる私達2人。
そんな遠く、逆方向に南小樽まで行かれた日にゃ〜、飛行機なんて間に合わないよ!どうする!どうなる!?嘘でしょ?マジで〜!?もう、この旅行は終わった…と、15分くらい青ざめていただろうか。いや、実際は5分くらいだったかもしれない。すると、「先ほどのアナウンスに誤りがありました。次の停車駅は新札幌〜新札幌〜。大変失礼致しました」と訂正のアナウンスが流れた。
はぁ〜〜〜、焦った!本当にビビッた。勘弁して!寿命が縮まったョ!
無事に千歳空港に到着。さぁ、ここからは飛行機。女満別行きの飛行機はチビサイズで緑色の可愛いヤツだった。40分程度の空の旅。だけど馬鹿にできない。油断は禁物!私のこの筋金入りの「酔う体質」は本当に怖いのだ。ということで、乗り物酔いの薬をシッカリと飲み、飛行機に着席したら1号の存在は無視。寝る。寝る。寝る。
順調に眠っていたけど、着陸態勢に入ってから大気の状態が不安定で揺れる、揺れる。ウゲェ〜、このフワフワ感が…気持ち悪…いぃ。これ以上、続いたら私…きっと…、と思っていると、突然、ゴゴーーー!ガタガタ…!ゴゴゴーーー!で、着陸。死人にはならず若干弱った程度で地上に降り立った。
雪の女満別空港。(12:20)
そう、雪。
って、…ナヌーッ!?雪ですとーッ!?天気予報では晴れだったのに〜!(焦)まぁ、道内よくあることですが、天気予報なんぞはあまり当てにはなりません。かなりの勢いで雪が降ってましたよ。(涙)レンタカー移動なのにこの雪、大丈夫か?不安だよ〜。
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