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□■ 砂丘写真 ■□
No.01-b
Trip to Tottori

第1章「広がる風紋」の巻き


誰も踏み入れていない所には
美しい風紋が!



母の手、私の手
2008.10.21(tue)〜22(wed)
「鳥取砂丘へ」2日目

2日目。脹満感がようやく落ち着き、薬が効いて頭痛もおさまり、眠ること4時間弱。6:00起床。
グーグー寝ている母に声をかける。1分もしないうちにシャキっと起床する母。私もかなり寝起きがイイので、コレって母親に似たんだな、と改めて実感する。(笑)トイレに行き戻ってくるなり、母は布団の上でストレッチを開始。ま、この辺までは、よくありそうな光景だよね。その後がスゴイ!何と腕立てを始めたのだ!(驚)寝起きで腕立て伏せをする66歳。本当にパワフルな人です。
「洗顔ついでにお風呂入ってくる」と言い残し、母は大浴場へ。私は寝足りてないので、15分間の2度寝。それにしても昨夜はキツかった…!破裂しそうなお腹と、カチ割れそうな頭、暴飲暴食は2度としないと心に誓ったよ。(汗)

美味しい朝食を済ませ部屋でお茶をすすり、一服したら、さぁ、出発だ!2日目はどこに行こう?ほにゃらら資料館?何とか館?土産屋めぐり?一応色々と事前に調べておいたので、母に何が良いか要望を聞くと、「そういうくだらない所に行くより、また砂丘がいいんじゃない?」との返事。うはは!これまた親子だなぁと感じる瞬間。私も、砂丘がイイって思っていたよ〜♪…にしても「くだらない」って、それは言い過ぎ!(笑)

男性ばかりの従業員さん達に見送られつつ(笑)、「こぜにや」さんからタクシーに乗り込み砂丘へGO!前日同様、砂丘会館のロッカーに荷物を預け、身軽になって砂丘探検開始。母と相談して2日目の今日はルートを変えて歩くことにした。観光客は全員、馬の背の頂上を目指しているけど、我々は下にあるオアシスを見たりしながら、誰も行かない方向へ。
誰も登らない斜面を攻め(←結構な急斜面だよ)、登りきると目の前に広がる風紋地帯。まだ誰も歩いていないから、広〜く模様ができてる!おぉ〜!綺麗!皆のいる場所と離れているせいか、歩いても歩いても誰とも会わない。大きなすり鉢状になってる所の底におりると、視界に入るのは砂の壁と空。不思議な光景。感動〜。何ていうか…巨大なアリ地獄に入った気分?(笑)

誰もいない風紋地帯を堪能し、だんだんと観光客で賑わっている馬の背の頂上方面へ移動。すると、向こうから1人の女性が私達の所へやってきた。
「”風紋”ってどこにあるかわかりますか?」と聞かれたので、今、自分達が歩いて来たコースを説明してあげた。だけど、結構な距離がある。どうするのかな〜?と思って見ていると、彼女は意を決したように、1人誰もいない地帯へ旅立って行ったよ。風紋が見つけられますように。さよ〜なら〜。

馬の背頂上を越え、またしても皆と違うルートを辿りながら「砂丘入り口」に戻る。入り口付近には「遊覧馬車乗り場」と「ラクダ屋さん」があるよ。

ラクダ達、すごく可愛いから写真に撮りたいけど、何と撮影するだけでお金(100円)が取られる。気軽にカメラを向けようものなら、すかさずラクダ屋さんからの注意が入る…らしい。(笑)ラクダにまたがって写真を撮って貰うのは500円。でもって、ラクダに乗って歩いて貰うと、1人1800円、2人で3000円!高い!高すぎるよ〜!
でも、ラクダ写真撮りたい…ラクダ触りたい…乗ってもみたい…と思っていると、母が「私、ラクダに乗る!」と言い出した。それならば一緒に乗ろう!乗ってしまえ!という事になり、2人でラクダの元へ歩み寄る。
料金ボードに『ラクダは選べません』と書いてあるのを見て、母が大きな声で「あぁ〜、ラクダ選べないんだって〜」とふざけてボヤく。…すると、ラクダ屋さん、大慌てでやって来て「選んでいいです、いいです!どうぞ!」と、ラクダを選ばせてくれた。うはは!母のこういう冗談(?)悪ふざけ(?)、大好きだなぁ。

どれにするのかと思ったら、一番奥で一番寛いで休んでる2こぶラクダをチョイス。選んだ理由を聞くと、「見てて!今閉じてるけど、しばらくすると口がボヘェ〜っとだらしなく開いてくるんだよ、あのコ!可愛い!」だそうだ。妙な着眼点にまたしても親子を感じる私。(笑)

この「モモちゃん」10歳なんだって。人間でいうと25歳くらいらしい。私達2人を背中に乗せ砂丘を歩いてくれた。思った以上に揺れるラクダの背中。そして、高い目線。ラクダ屋さんの兄さんが、ラクダの豆知識を色々と教えてくれて、ほぉ〜へぇ〜と感心しながらの10分。(短ッ!)
でも、ラクダに乗ってる写真をいっぱい撮ってくれたし、おりた後も質問すれば何でも丁寧に説明してくれたり、他の子も触らせてくれたり、とても親切!お金を払っている人はVIP待遇って感じで笑えたョ。乗ったレシート見せれば、お土産「らくだ屋」さんで”ラクダせんべい”が貰え、”梨ソフト”も割引になるらしい。うんうん、満足、満足♪

そんなわけで、砂丘を出て向かった先はラクダ屋さんの店。(笑)食べたかった梨のソフトクリームをペロリとたいらげ(母はビールをグビッと飲み)、お土産を買っていると、先ほどの1人旅の女性と再会。「綺麗な風紋、見られました〜」と喜んでいたよ。良かった!
あ、そうそう。関係ないけど…。お店の看板犬「ミミちゃん」、太り過ぎ!あんなに太らせたら可哀想だ。(涙)

第2章「ラクダのモモちゃん」の巻き



しぶりながら出動のモモちゃん




砂丘にラクダ…やはり似合うね


第3章「土色フェイス再び」の巻き






鳥取砂丘、思い出をありがとう!
さぁ、東京へ帰ろう。たまたま運良く目の前に1台だけタクシーが停車していたので、それに乗り込み空港へ。フライト時間まで少し余裕があったので、前日にもお世話になった空港2階のレストランで昼食。

そして…飛行機に搭乗。滑走路ノロノロ運転は羽田に比べると少ないものの(空港小さいし、他に飛行機いないし)、離陸中のあの感じはやはり苦手〜。窓の外を見ちゃうと一気に酔うので、無理やり寝てみた。そしたら、あっという間に夢の国♪(全然、無理やりじゃないじゃん!笑)
でも、問題は離陸より着陸なんだな。(´д`lll) 案の定、ヘロヘロ。酔った。顔面蒼白で羽田に到着。フラフラしながら何とか飛行機から降りて、筒(?)を抜けて空港建物内へ。
しばし、ベンチでうなだれる。そのうちお客さんは誰1人いなくなり、パイロットさんも去り、客室乗務員さん達も出てきた。その中の、超美人で優しそうで頭良さそうな客室乗務員さんが「ご気分が悪いのですか?大丈夫ですか?」と心配して声をかけてくれた。「だ…大丈夫です…」と土色フェイスで答える私。おぉ〜ぅ、女神に見える。入院中に看護婦さんの魅力にヤラれる男性の気持ちがわかったよ。(笑)
その後、遥か彼方先にいたインフォメーションのお姉さんも心配して様子を見に来てくれた。みんな、こんなヘタレに優しくしてくれてありがとう。何だか感動…うぅ。(涙)

その後は、空港を出て休憩→復活、電車→酔う、乗り換え→復活、電車→酔う…ってな感じでヘロヘロになりながら家まで帰ってきたのでした。

行きも帰りもかなり酔ったし、夜は具合悪くて大変だったけど、でも、この鳥取旅行はそれを超える楽しさだった!「そういえば私、お姉ちゃん達とはそれぞれ旅行に行ってるけど、アナタとは2人で旅行に行ってないのよねぇ〜」という母の一言から始まった、今回の旅行。突然の思いつきで行ってきちゃったけど、行って本当に良かった。「いつでも行こうと思えば、行ける」と考えがちだけど、母が元気なうちじゃないとダメだもんね。イイ思い出ができました〜。
「行っておいで」と快く旅行に行かせてくれたS氏、DOGホテルにお泊りしてくれたサスケ、ありがとう。鳥取砂丘よ、感動と素敵な思い出をありがと〜う♪

※1日目はコチラから
※砂丘の写真はコチラから