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![]() -- 忘れえぬ風景… -- サイゴンからニャチャンへバスで約14時間の道のり。 (ほんとは12時間って言われてたけど) KIKIのまわりはみんなベトナム人。ひゃ〜英語すら通じないよ。 ちゅうかワシ英語も話せないっちゅうの(笑) バスは当時高い外人料金払って一人で3人分の座席を確保することになる。 KIKI荷物はそんなになかったから、結構スペースがあく。 でもバスはギュウギュウに混んで、立っている人も多い。 スペース空いてるから座ろうって人がいてもKIKIの横の席のお姉ちゃんが 親切にも「そこは外人の姉さんの席だよっ」(多分)って言っておっぱらって くれちゃうのだ。ちょっぴり居心地悪いナ。 バスは途中一度ご飯休憩があった。ほんとベトナムの田舎の食堂って感じで 英語のメニューなんてないない。バスに乗ってた人はどんどこ注文して何がし か食ってる。グググ〜KIKIもなんか腹入れたーい! とジット恨めしそうな顔してたら、バスのスタッフの兄ちゃん達(運転や荷下ろ しなどをしてる)が手招きしてKIKIを自分達のテーブルにつかせる。 んで茶碗に白米をよそってくれて「食べなっ」って薦めてくれる。親切だねぇ 頼みもしないのにテーブルに盛ってあるおかずをKIKIの茶碗にポイポイ入れ てってくれる。言葉は通じないけどこうゆうのって楽しいよね。ちゅうかワシは お子様かいっ!まぁもちろん美味しかったけどね この後バスから見た名もない田舎で、夕闇の中ポツンとあった家にロウソクが ともされていた情景が頭に残ってます。 そこは電気なんて通ってない所で、きっと月明かりを家に入れるためにドアが 開け放されてたからKIKIにも家の様子が見えたんだけど、ロウソクに浮かび あがる家族たちが何故だか未だに思い出せます。 旅とゆうとこのバス旅がすぐに頭に浮かぶぐらい私の旅の原点にあるシーンです。 これだからバスや鉄道なんかの移動って最高やね。大好き。 フエではこのふざけた竜がついた舟を 一人でチャーターして観光した $10 ![]() |