さてさて、イスタンブルに帰ってきたKIKI。お茶をおごってもらったり、フィルムを
頂戴したり、夜行バスを宿がわりにしたり、ご飯をマクドですませたりで、なんとか
お金が余ってきた。
ウフフフ。あとは日本に帰るだけだし、バザールでお買い物よぅ。
実はKIKI、歴史科の学生(あんまり勉強しませんでした。すみません、教授。)
で、卒論のテーマは【イスラム商人】についてだったんですねぇ。もちろん、バザール
スークは大大好き。グランド・バザール、エジプシャン・バザール等その周りもルンル
ン♪で歩きまわりました。グランド・バザールは「安いよ。見て行って。」とか「見るだ
けはタダ!」なんて日本語で話かけられて、
あ〜もう五月蝿い五月蝿い!って思うけど、まぁ市場に活気がなかったら終わりや
もんなぁ。
KIKIは建物を見て、雰囲気を味わうだけでも感激です。
あちこちで御馳走になったチャイ。ミーハーなKIKIは
日本に帰ったら、友人を家に迎えたアカツキには、
トルコ風チャイでもてなそう。って考えました。
あちこち見てまわって、かなり気に入ったチャイポット、
チャイグラスを購入。ただ、あんまり相場が分からなかっ
たので、高いのかどうかは謎。(値切ったけどさ)
余談ですが、我が家には石油ストーブがないため
チャイポットの2段重ねは生かされてません。まだお金が余っていた(何故だ!?自分でもどうやりくりしていたのか謎)ので、
夜はボスポラスクルーズなんかもしちゃいました。
イスタンブルって絵になる街よねぇ。
バザールもモスクもいいけれど、一番気に入ったのは舟に乗って街並みを見る
ことかな。冬だから寒いけど、カモメが飛んでいてバックは河の向こうにぼんやり
みえるモスク。素敵よねー。フー。
ここには書いてませんが、他にも色々イスタンブルを観光し、帰る日になりました。
アクサライで空港バスに乗ろうと、トラムに乗っていると、横のおじさまが、何処へ行くのか聞いてくるので、空港。と答えました。するとアクサライからバスなんか
でてないとの事。
少し動揺しましたが、単純なKIKIはこう思いました。
(あ、そっか〜。KIKIのガイドブック古いもんなぁ。変わっているのかぁ。)
→事前に調べとけってば。ホンマKIKIっておバカ女。
「よっしゃあ、オレに着いて来い!」 またまた親切な親爺です。途中地下鉄に乗り換え、切符まで買ってくれます。しばらく二人で地下鉄に乗ります。
(親爺も空港まで来るのかなぁ??)と思いきや、突如親爺は
「悪いが、ワシは次で降りねばならないんじゃよ。でも、お前さんの道案内は大丈夫。
誰か探してやるよ。」 と言い、近くに座っている人達にどこへ行くのか聞いて回って
くれます。
そして、ある一人のお兄さんにKIKIのことを頼んでくれます。そして降りて行きました。
なんて優しい人なんだ。
お兄さんは自分も空港に行くから着いて来るようKIKにいいます。ある駅で下車し、
タクシーに乗ります。お兄さんは国内線の空港に用があるそうです。降りる時お兄さ
んは運ちゃんに、国際線のターミナルに行くよう伝え、おまけにKIKIの分の代金まで
払ってくれました。うおぉっ優しい!KIKIが降りる時、運ちゃんは悪い奴なのか、またもや料金を請求してきます。
しかも間違えて請求している風でなく、上手くいったらこの日本人の姉ちゃんからも
金がとれるかもってゆう風のニヤついた顔で言うもんだから、KIKIもピンときて、
(ぜってー払わねー。)っと思いました。
「お兄さんが払ってたでしょう。」 と言っても(英語通じなかったけど)ゴネゴネしてます。
KIKIの分も払ったってお兄さんに言われてたし、KIKIはムッとして、
「払うわけないやん!」 と怒鳴ってしまいました。
するとすぐに運ちゃんは諦めました。アンタに非があるからすぐ諦められるんやわ。
折角いい人に会えたのにぃ。ま、イヤなことは今は忘れましょ。こうしてトラム代だけで、空港まで来ることができましたが、空港で会った人に聞くと、
やっぱりアクサライからエアポートバスはでていて、その人もそれに乗って来たとの
こと。
「……???」 よくよーく考えると、KIKIも入国した時エアポートバスでイスタンブル
市内に行き、アクサライで降りたじゃないですかっ。
アレ?っていうことは、あの親爺はなんだったんだろう。勘違いしていたのかなぁ・・・
トルコは悪い人もいい人もたくさん。KIKIはほんと沢山の親切をして頂く事が多く、
(他にも色々あったのよん)ある意味で、めちゃ感動した国の一つです。
心残りといえば、お金がなかったので、たいしたご飯を食べれなかったことかな。
またおいしいご飯食べに行こう〜っと。
追記*トルコを女性一人旅でって方へ
有名ですが『サンタのトルコ旅行記』 ってサイトの コンテンツの”旅行者の声” 残念、期待はずれ って投稿コーナーを読んでいくことをオススメいたしますよ。
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