ホソオビアシブトクチバ(細帯足太朽葉;チョウ目ヤガ科)

早朝に拙宅マンションの玄関の壁に貼り付いているのに気づいた。2cmほどの蛾、特徴がはっきりしているので種名の特定は難しくないだろうと考え、カメラを取りに自宅までエレベータで引っ返した。種名が判明してちょっと驚いたが、この幼虫(イモムシ)はバラ園芸家からひどく憎まれている害虫なのだそうだ。黒っぽい細い体でちょっと見はバラの枯れ枝で、体色は薄灰色から黒まで周囲の色に合わせて変えることができるという。
でも、成虫はすっきりしたデザインの白帯で、なかなかダンディだ。

('19) 9月8日 於府中市
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