ホソミイトトンボ(細身糸蜻蛉;トンボ目イトトンボ科)

人の背丈ほどの笹が密生している日当たりの良い場所に、スミレの群落がある。そこに来ているアブなどをねらっているうちに、イトトンボがいるのに気づいた。細いイトトンボで、眼後紋(眼の後ろの白斑)の間を白く斑が結んで「亜鈴」のようになっている。これはホソミイトトンボの決め手(拡大図に部分図を付けておいた)。
ホソミイトトンボは夏型と越冬型があり、これは越冬型が青色に色づいて、これから繁殖行動に入ろうとしているものだろう。浅間山公園には水面がないが、浅間山南側の芝生公園に小さな池がある。すこし調べてみたい。

('18) 4月1日撮影 於府中市
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