コバネヒョウタンナガカメムシ(小羽瓢箪長亀虫;カメムシ目ナガカメムシ科)

ケヤキなどの巨木の表面を舐めるようにして見て回るのが、冬の日のわたしの探虫スタイルだが、今シーズン初めてそれをやってみた。おなじみのウロコチャタテやイダテンチャタテが既に出ていた。それらを撮影していたところ、ナガカメムシらしいのが視野に入ってきた。
前肢が太くなっている。胸の形はヒョウタンと名付けられるカメムシである。羽は短くお尻丸出しになっている短翅型、6~7mm。これはコバネヒョウタンナガカメムシで、名前の通り短翅型ばかりだそうだ。イネ科の害虫として知られ、エノコログサに多数ついているというので既に見ているはずなのだが、わたしは初認。

('16) 11月17日撮影 於小金井市
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