セヅノアリバチ♂(背角蟻蜂の雄;ハチ目アリバチ科)

武蔵野公園の桜の老木が大きくえぐれて、洞の中に腐った木片が詰まっていて、そこにセヅノアリバチ♂が何匹も集まって飛び回っていると聞いて、見に行った。それまでわたしはセヅノアリバチ♂はめったに出会えないもので、むしろ♀は地表を這っているのを見ることができると思い込んでいた。
確かに♂が5~6匹は飛び回っていて、時々、洞の周辺に止まって翅を整えたりしていた。写真はその一瞬で翅を両脇に下ろしているので背面が見えている。♀が洞のどこかに居るのだろうがよく分からない。この場所に数日通ったが、♀は1回だけ撮影できた。

('16) 8月23日撮影 於小金井市
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