セダカシャチホコ(背高鯱;チョウ目シャチホコガ科)

拙宅のマンション6階の廊下の壁に止まっていた。ふんわりとした上等の毛織物製品のような質感で、優美な形の帽子をかむる。翅にややぼやけた黄斑が2つ並ぶ。写真の状態で縦の長さが4㎝ほど。
このままの状態で3日間動かなかった。4日目に廊下の床に移動した。次の日、いなくなっていたが、床に卵を10個程度産みつけていた。それで♀であったことが分かった。この間にマンションでは防災訓練などがあり、かなりの人が通ったのだが、住民は壁の蛾には無関心のようだった。

('16) 5月26日撮影 於府中市
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