ヘリグロテントウノミハムシ(縁黒てんとう蚤葉虫;甲虫目ハムシ科)

数十mにわたり街路樹のヒイラギモクセイ(おそらく)が、見るも無惨な茶色になっている。近寄ってみると、写真のようなフタホシテントウかなと思える3~4mmの甲虫が沢山付いている。触角を見るとハムシである。何よりも触ろうとすると跳ぶ。これが、ヒイラギ類の害虫として知られるヘリグロテントウノミハムシで、1980年代から関東地方で繁殖が始まったという。
木を揺するようにすると、沢山のこいつらが一斉に跳ぶのでパリパリパリと大騒ぎになる。

('15) 6月11日撮影 於府中市
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